- 石田 さおり
- アクティブ英会話講師紹介センター 代表取締役
- 神奈川県
- 英語講師
対象:英会話
こんにちは。 アクティブ英語ネットワーク管理人イシダです
今日は、前回の「生徒はお客様=神様ではない」というテーマの続きです。
私は普段、小学生のママをしていますが、母親として恥ずかしながら、先月、我が子の「習い事おさぼり事件」が勃発しました。
しかも、1ヶ月以上も通っていなかったのです。
その間も、月謝は自動引き落としで通常通り引き落としがされていました。
退会の連絡を入れていなかったので当然と言えば当然ですが、このとき、私が感じたのは、
まず、我が子への怒り!!(これは当然) ⇒ 我が身に反省(気付いてやれなかった)
・・・ときて、最後に英語ネットワークの一人として、
「習い事の主催者(先生)に対する怒りと悲しみ」が来ました。
「なぜ、心配してくれなかったのか?なぜ、何度も無断欠席することに対して保護者に電話1本くれなかったのか?」
という思いでした。
私も長い間、近所のお子さんに英語を教えていましたが、そのときは子供が10分遅刻してくると、
「あれ?今日レッスンって忘れちゃったかな? それともまさか何か事故にあっているとか・・・」
という思いから、すぐにご自宅に電話を入れて今日がレッスンである旨、お子さんが来ていない旨をお知らせしていました。
たいていはお母様の声で「今出ましたー」とか「あ!忘れていました!」ということで、無事に10分後にはお子さんもやってきてレッスンに途中からでも参加出来たのですが、もしも、この電話をしていなかったら、忘れていた、というお子さんは、レッスンを1回逃してしまい、次のレッスンの際に宿題も出来ず、他の生徒にも追い付けず、という状況になってしまいますので、電話1本について、一度もためらったり面倒だと思ったことはありませんでした。
そして、冬場にはレッスン後にもう真っ暗になっているときもありましたので、そんなとき、お迎えがなく一人で帰るお子さんについては、高学年であれば「気をつけてね」と念を押して帰宅させ、低学年であれば保護者様に「今帰宅させました」と電話を入れることもありました。
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いえ、別に私は、自分の対応を自慢したかった、とか、月謝だけ回収してサービス提供を受けない生徒について何のフォローもしなかった習い事の先生方を批判したかった、とかいうわけではありません。(私情をはさめば批判どころか怒りと悲しみでいっぱいでしたが)
何しろ、私たち、英語講師にとっては、生徒(子供)の心配をしたり、次のレッスンの宿題について気にかけたりすることは、ごくごく当然のことであり、たぶん私だけではなく多くの子供英会話の先生が同様だと思います。
英語を指導する上で、そのお子さんの性格や特性を知ることは指導上必要で、必然的に、生徒さんについて、我が子、とまではいかなくても「親戚の子供」程度には可愛がったり心配したりする関係になるケースが多いような気がします。
英語は全人教育、とよく言われますが、そこまで大げさではないにしろ、英語自体は「コミュニケーションを取るためのツール」ですから、レッスン中にはそのツールを使って、生徒さんと色々な交流をしていきます。
ですから、前回の「生徒さんは神様(お客様)か?」という記事の結論として、
「生徒さんは親戚同様の存在、成長を見守っていく存在」というのが私にとっての生徒です。
親戚からお金を取るなんて!?・・・・・という意見については、これはまた別問題。
そう、でもだからこそ、色々と難しい問題を抱えてしまうのが子供英語教室ですね。
皆さんの中でお悩みを抱えていらっしゃる方がいましたら、ぜひお知らせください。
本ブログ内や、アクティブで年に数回開催していますワークショップ等で、他の先生方とシェアしていければな・・・と思っています。
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