東京都稲城市の任意売却の取引が
横浜銀行新百合ケ丘でありました。
この東京都稲城市の方は、
まだ30歳代とお若く、
住宅購入も3年前です。
任意売却推進センターに相談する前に
大手不動産仲介専門会社へ
残債務額以上で売却依頼をしていましたが、
相場よりも2割ほど高かったため
売却できませんでした。
その売却期間中にリストラにあいそうだと
任意売却推進センターへ何回も相談が
ありました。
大手不動産仲介専門会社へ売却依頼をしてから
1年後にリストラにあい、
結局、この東京都稲城市の方は
手持ち資金も底をついてしまい、
大手不動産仲介専門会社を断って
任意売却推進センターへの依頼となりました。
この売却期間中の
一年間は支払いが無駄となったわけです。
毎月の返済14万円×12ヶ月=168万円
固定資産税、都市計画税12万円
管理費、修繕積立金毎月3万円×12ヶ月=36万円
の合計216万円が消えてしまいました。
このような相談は多いのです。
では?なぜこのようになるのか?
一番の原因は、住宅ローン破綻したら、
?自己破産しなければならない
?給与が差押になる
?隣近所や勤務先に知れ渡る
?怖い人が取立てに来る
など有り得ないことに恐怖を感じるからでしょう。
そして、
支払わないという選択もあるのに
「無理をしてでも支払う」
のです。
「無理をしてでも支払う」
ということが前提ですから、
この東京都稲城市の方のように
預金も財産も全て使い果たしてから
の相談になるのです。
住宅ローン破綻しそうになったら
無理を重ねる前に、
「支払わない」
という選択もあるということを
考えてみたらいかがでしょうか。
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