私達はたくさんのモノを持ち生活をしていますが、それらのモノが効率よく機能的に使えることで快適だと感じるのだと思います。 住まいのなかでも、まさに同じことが言えると思います。 限られた空間に無駄がなく使いやすくレイアウトされた収納や家具は、とても便利で心地良さをつくりだします。
写真で紹介しますベッドルームでは共通して考えたデザインがあります。 どちらも約7畳程の限られたスペースをいかにスッキリと過ごしやすく快適な空間にするか。
女性の方は特に大切になると思いますが、ベットルームにドレッサーなどパウダーコーナーが必要な場合、大きな面積をとるベッドとドレッサーとをどのようにスッキリとレイアウトできるのか悩まれるケースがよくあるのではないでしょうか? そんな時、私がよくオススメするスタイルが写真の事例で、ベットのヘッドボードとドレッサーを連続させてデザインすることで、無駄なスペースをつくらず、スッキリとカッコよくレイアウトをすることができます。 このとき、ドレッサー部分を必要最小限の奥行きで考えることが、よりスッキリと、また空間をムダにしないポイントです。
パウダーコーナーで使う化粧品などに合わせて引出しや収納のサイズを決め、自分オリジナルのパウダーコーナーをつくるのも魅力的だと思います。
住まいづくりを考える際はぜひ自分スタイルの心地よさを考えてみてはいかがでしょうか。
●サカイデザインネットワーク
このコラムの執筆専門家
- 酒井 正人
- (東京都 / 建築家)
- サカイデザインネットワーク有限会社 取締役社長
住む人の手が触れる場所から、建物へ、街へと心地良さを拡げたい
設計手法・デザインの発想は「内側から外側へ」・・・建物という器だけをつくるのではなく、私達が暮らす場である生活空間の細部から生活環境全体のデザインを追求し「心地よさ」をご提案しています。
03-6379-4831
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