「○○したくない・○○になりたくない」そこから将来を考える発想 - 子供の教育・受験全般 - 専門家プロファイル

坪内 康将
独学指導者 
愛知県
塾講師

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:子供の教育・受験

大澤 眞知子
大澤 眞知子
(カナダ留学専門家・英語教育者)

閲覧数順 2016年12月03日更新

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

「○○したくない・○○になりたくない」そこから将来を考える発想

- good

  1. 育児・教育
  2. 子供の教育・受験
  3. 子供の教育・受験全般

「将来、何になりたい?」


そう聞いて、ずっと同じ答えを言える人が何人いるでしょう。


なかには毎日のように変化する人もいますよね。


小中学生の場合、それが当たり前です。

(高校生、大人でもそうかな)


そもそも情報がないので、野球選手を目指していたとしても、それ以外の情報(大工さん・教授など)が入ってきたら変わることはありえます。


大人の場合、それはダメなことかもしれませんが、子どもの場合は単に知らないから変わるので、「夢がコロコロ変わる」ことは決して悪いことではありません。





一方、お子様の多くは

・・・特にない」と答えると思います。





よく懇談などの親子の会話を聞いていると

「したいこと」を聞く質問が多いように感じます。



「勉強したいの?」

「やる気はあるの?」

「高校に行くの?」

「大学に行きたいの?」などなど。




子どもにとっては、情報や知識、経験がないため「なにかがしたい」「なにかになりたい」という決定はなかなかできないものです。真面目な子、素直な子ほど慎重で、答えが出ないのかもしれません。



しかし、その逆

「なにがしたくないか」「どうなりたくないか」

という【イヤ】に対しては感情や意思はあります





例えば、「何になりたい?」と聞いて、答えなくても

「じゃぁ、どんな大人にはなりたくない?」と聞けば

「フリーター」とか「つまんない仕事はしたくない」とか「体力を使う仕事はしたくない」といった「これはイヤだ」という答えが出てきたりします。




例えば「中卒はイヤ!」という生徒がいたとします。


その生徒には「じゃぁ、中卒にならないためには、高校に行ける状態にすることも大事だけど、高校で3年間続けて通えることとか留年しないことも考えないといけないよね。そうならないために今、やらないといけないことはしようか」とアドバイスができます。

それなら生徒も納得しやすいです。





私自身もそうですが

「こうなりたい!」と思って、そこに向かっていくよりも

「こうはなりたくない!!」と思って、それをしないように進んでいくほうがいいこともあります。





こうなりたい。こうしたい。

ではなく

こうはなりたくない。こんなことはしたくない。

という信念が持てる

・・・その方が大事なのかもしれません。

 


実際に、

独学ができ成績が上位にいる生徒のほとんどが「何点取りたい」「何位を目指す」という思いよりも

【何点以下にはなりたくない】

【何位以下にはなりたくない】

【前回より下がるのは嫌だ】

【悪い教科でも平均より上】

といった「なりたくない自分」への思いがあります。


もしも、

「勉強なんかしたくない」というのであれば、

中卒で仕事がないことも、お金がないことなども受け入れなければなりません。


ですから、「勉強なんかしたくない」のであれば、「そうなった人がどうなるか、どんな生活をするのか」などをできる限りリアルに伝えていくしかありません。




したくないことを「したくない」


なりたくないものに「なりたくない」


そう思い、そうならないために・・・

しないといけないと思ったことをする。



そういう考え方で自分自身を成長させたり、誰かを育てていく・・・そういった発想も大切です。




「将来のことは、本人に任せます」

という方針の方は、ぜひとも

これだけはなってほしくない」というものだけは伝えてあげてください。


本人に任せると言いつつ、「バンドマンになる!!」と言われて反対したら・・・ダメですよね。


子どもは、親の言葉・思いを覚えているものです。

任せる・・・といって反対されたときの理不尽さは大きいでしょう。


それだけ、親の言葉・思いは心に残るので、「こうなってほしくない」「これはやめてほしい」という思いは伝えてくださいね。

このコラムに類似したコラム

理系脳と文系脳 藤原 文 - 行政書士(2015/01/02 14:43)

歴史は繰り返す!? 藤原 文 - 行政書士(2014/12/25 20:39)

私自身の「持ちネタ」 坪内 康将 - 塾講師(2013/10/24 22:39)

国語の成績のところまで、成績は上がる。 坪内 康将 - 塾講師(2013/07/20 13:01)

独学メソッド~公式ブログ掲載一覧~ 坪内 康将 - 塾講師(2013/04/30 14:55)