履歴事項の詐称について - キャリアプラン全般 - 専門家プロファイル

葉玉 義則
ニューボイスジャパン株式会社 代表者
キャリアカウンセラー

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閲覧数順 2024年04月23日更新

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履歴事項の詐称について

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人事の種明かし
企業の採用選考時、履歴事項に手を加え、見栄えの良いものにし、
経歴を誇張しようとする人がいますが、これはりっぱな犯罪です。

採用後、こういった内容が露見すれば、懲戒解雇の対象となるで
しょうし、本人も回りも、大きな心の痛手を負う事になります。
  
何故、企業はこれほど、履歴詐称に過敏になるのか。
  
常識的に、嘘や偽りに鈍感な人は、会社内での金銭や書類の取り
扱いについても、自分の都合や考え方を優先させる傾向があると
見なされます。

この事を見過ごせば、いずれ甚大な被害やリスクにつながる危険  
性があります。会社のモラルとしては、当然、放任は出来ません。 
  
こういった背景から、採用選考の際は勿論、通常業務においても、  
虚位の報告等を行った場合は、厳罰に処せられるのが一般的です。
  
応募者の立場で、例えば、離職期間を少なく見せるために、在職
期間を長くしたり、部署や職位に色をつけたりと、多少なりとも
印象を良くする為には、テクニックの一つ、と勝手に思い込む人
もいますが、こういった考え方こそ、一番の問題点なのです。

面接時、人事の専門家であれば、こういった点については、特に
最大限の注意を払っており、何気ないやりとりの中で、矛盾点を
見つけ、詐称の実態を看破します。

当然、この場合、該当の応募者は選考外の扱いとなるでしょう。

求人応募の際、大切な心構えは、ありのままの自分を素直に出す
ことと、質問されるであろう履歴の個所について、事前に、一つ
一つの事情や理由を、丁寧に、わかりやすく説明する事です。

自分自身の人生(履歴)に誇りをもって、面接に臨みましょう。