定量部分の「格付け」項目(2) - 経営戦略・事業ビジョン - 専門家プロファイル

澤田経営研究所 澤田和明
澤田経営研究所 代表
群馬県
経営コンサルタント

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寺崎 芳紀
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閲覧数順 2024年04月23日更新

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定量部分の「格付け」項目(2)

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資金調達 定量部分の「格付け」項目(2)
(3)固定比率(固定資産/純資産)
  定義…純資産(自己資本)の何%が固定資産のために使われているか、つまり、資本の調達の仕
     方と使い方の健全性を見る指標。設備や車両など固定資産に投入した資金は固定化するか
     ら、返済する必要のない自己資金で賄うのが望ましい。
  格付けが「正常先」であるとみなされる値
     これについては、1項目だけで「正常先」かどうかという格付け基準にはならないが、1
     00%以下なら理想的。100%を超える場合は、自己資本と長期借入金で賄わなくては
     ならない。
  分析のポイント
     固定資産はその投資回収に長期間かかるので、返済する必要のない自己資本で賄うか、長
     期借入金を充てるのが原則。運転資金までつぎ込むことは、資金繰りが苦しくなるから要
     注意。
     土地を除く固定資産は、減価償却という現金支出を伴わない費用処理により、実質的には
     その額だけ自己資金が増加することになるため、返済原資と見ることができる。

                             <次コラムへ続く>