そうも行かない時がある。

昨今の申請ってやつは・・２

民間の審査機関ではそんなことは絶対にありません。

だって・・

そんなお馬鹿なこと言ってたら、みんなそこには申請出しにこなくなっちゃう。

お客さんなんですから。

もちろん、法律上駄目なものは駄目ですが・・

だったら全部民間に出せばいいだけじゃん？

ところが・・

そうも行かない時があるのです。

他の許認可が必要な場合、たとえば医療とか福祉とかの許認可とか工場とか産廃に絡むときとか・・

それらは、お役所でしか許認可の申請は出せません。

すると・・

そこの人は言います。

「確認申請は市役所でお願いできますか？検査は建築の人といっしょに行いたいので・・」

彼らは建築のプロではない、ですから建築に詳しい役所の人と検査したい・・

わけです。

それに、そこと建築との許認可のやりとりが必要ですから、そりゃこの申請は役所でその申請はどこそこの機関であの申請はあっちの機構でなんて・・

お客さんだってやりたくはない、いっぺんに話がすむようにしたい・・

わけです。

そこで・・

何としても役所で確認を！

となるのですが・・

いっこうにおりません。

ここを直すと、そこが駄目。

そこを直すと、今度は直したそこが駄目。

またまた直すと、最初に直したそれも駄目。

だったら、その時に言やあいいだろうが！

かくして、たまる不備の通知書！

真っ赤な図面！

あげくのはてに「そろそろどこかの民間機関に出し直したらどうですか？」の言葉・・

どないせいっちゅうねん！

おろす気ないなら、審査機関やらなきゃいいだろうが・・

そうすれば、誰もそこに出してくれとは言わないのに。

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