行政訴訟で原告が主張すべき行政処分の違法性 - 企業法務全般 - 専門家プロファイル

村田 英幸
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閲覧数順 2024年04月18日更新

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行政訴訟で原告が主張すべき行政処分の違法性

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行政処分の違法事由

(1)個別法に則した違法事由の主張をする。

(2)法律だけではなく、政令、省令、条例規則、通達を見る。

(3)立法担当者の執筆した解説書を見る。

(4)当該行政処分が羈束行為か裁量行為なのか

(5)裁量行為の場合

①   裁量の逸脱濫用の主張立証責任は原告

②   実体的違法事由(公平、平等、比例の原則の違反)+手続原則違反

③   審査基準

④   判断過程の合理性(判断の基礎とされた事実に誤認がないか、事実に対する評価が合理性を欠くか)

⑤   当該処分に関する重要な事実を指摘し、当該処分が考慮すべき事項を考慮しているか、当該処分が考慮すべき事項を適切に考慮しているか、重視すべきではない事実を不当に重視していないか、他事考慮を論じる。

⑥   当該処分の判断過程、判断の基礎とされた資料・事実を処分庁に特定させる。処分の起案文書・資料等の提出を求める。

 

 

 

 

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