- 阿部 哲治
- TAS企画一級建築士事務所 代表
- 東京都
- 建築家
対象:リフォーム・増改築
- 木下 泰徳
- (アップライフデザイナー)
- 溝部 公寛
- (建築家)
耐震診断では住宅の劣化度も調査致しますが、耐震診断を行う住宅は古いものが多いですからどうしても劣化部分が見つかります。 木造住宅ですと、躯体部分の木材の劣化,屋根の劣化,外壁の劣化,雨漏りなど様々ありますが耐震診断の段階では見つからない劣化部分が多くあります。 実際に耐震補強工事を行った際に、解体した結果、劣化している部分が多く見つかります。
先日耐震補強工事を行った住宅でも、一部耐力壁を補強するために解体をした結果、雨漏りが見つかりその影響で柱や梁の木材が腐朽していました。 (写真添付) そのようなことを踏まえ耐震補強+補修工事計画を建て工事を行いました。
その部屋は真壁の和室でしたが、耐力値を考慮し大壁の和室へとリフォームをし、各種躯体接合部に金物を設置しました。(写真添付)。
このような雨漏りなどの不足な事態が、耐震診断を行うことで見つかることが多々ありますので、信頼のできる専門の診断士や建築士などに相談して進められることをお勧めします。
耐震診断や補強工事をご検討中の方はもちろん、将来的に検討する可能性がある方も、
お問い合わせください。
⇒ TAS企画 耐震Web (http://www.tastaishin.com/)
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