おはようございます、石川です。
いよいよ、今年も2ヶ月をきりましたね、早いものです。
さて、この時期、皆さんはあの件でアワワしていませんか?
そうです、年末調整の書類提出です。
とくに、アワワになりやすいのは、生命保険料控除関係の書類が手元にないとき、つまり、紛失してしまっているときです。
会社からは「早くしてください!」と急かされますし(汗)
ご参考までに申し上げますと、例の控除証明書は早い保険会社では9月前に送られてきます。
このご時世、沢山のDMが届くと思いますので、うっかり捨ててしまうこともあると思いますが、そういうことが多いのか、最近ではご丁寧に赤字で「重要」と書いてくれている保険会社もあります。
では、なぜうっかり無くしてしまうのか。。。。
そこで、生命保険契約のことを少し知っていただければ、うっかりなくすこともないと思いますので、お話します。
一般の契約、例えば、八百屋さんで野菜を買うとか、大きいものでは車を買う、なんていう場合、皆さんが普通にすることがあります。
それは値引きです。
「ちょっとまけてよ」
「おまけにそれ付けて!」
ところが、生命保険契約は「値引き」ができません。
保険業法第300条に「保険料の割引は禁止行為ですよ」という規定があるのです。
しかし、保険料を下げる方法がありますのをご存知ですか?
それは、払い込み方法を「半年払い」や「年払い」にしたり、「前納」したりする方法です。
それと、実質的に値引きのようになるのが、今回お話している「生命保険料控除」のシステムです。
年払いや前納と、生命保険料控除が組み合わさると、結構なお得感があると思います。
仮に年金保険などの「お金が返ってくる保険」だと更にお得感がUPするのではないでしょうか?
保険契約には値引きがないこと、払い込み方法を変えると保険料が下がり、さらに、生命保険料控除も絡めると、保険料が値引かれたようになることをご理解頂き、
保険料払い込み方法にこだわる
生命保険料控除の枠を目一杯使う
ことを実践していただければと思います。
最後に、まだまだ証明書の再発行は間に合います。
紛失された人、早めに保険会社のカスタマーセンターにお問い合わせくださいね。
営業店に言うよりは「早く」て「確実」だと思いますので。
ではまた、お会いしましょう。
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