- 塚本 有紀
- フランス料理・製菓教室「アトリエ・イグレック」 主宰
- 大阪府
- 料理講師
対象:料理・クッキング
- 黄 惠子
- (料理講師)
レーズンと胡桃の入ったパン・ド・ロデヴも大好きです。
のびやかな生地に、くるみもレーズンもとてもよく合います。プレーンとこちらと、毎回どちらの方が好きなのか、分からなくなってしまうのです・・。
明石さんのロデヴにはさらにオレンジピールが入ります。またひと味違うおいしさです。
発足式では理事各自がいかにロデヴが好きで、どのようにこのプロジェクトに関わるようになったかを話します。発足メンバーの熱い話は当然のことながら長引き・・時間がおしてきます。
コラボ担当理事になってくださった料理通信社君島佐和子さんのお話は印象的でした。
個体差のある食材に瞬時に対応できる能力のある料理人と、卵や粉から、まったく別物のお菓子を創りあげるパティシエ、そして自分は何もしていない、生地にそっと手を貸しているだけ、というブーランジェ。取材をしていると、こんな風に職人さんの違いを感じるのだそうです。中でもブーランジェとともに働くのは心地よいというような意味のことをおっしゃっていました。なるほどなあ、とひどく感心して聞き入ってしまいました。
その後はパンを楽しむお食事会です。
相当にみなさん、パン・ド・ロデヴを召し上がったようで、お腹がいっぱいだった模様。
こちらではランチボックスとスープをご用意しましたが、たくさんのパンにまつわる会社から協賛をいただきました。ワイン、チーズ、ハム、蜂蜜などなど。そしてパンを切るナイフもです。
豪華にお祝いをしていただき、感謝の気持ちでいっぱい(でも、結局私を含む何人かの裏方担当は、食べ損ねてしまい、仕方ないとはいえ、残念です)。
フェルミエの本間るみ子さんがお持ちくださったコンテとフルム・ダンベール
(終わってからいただきましたが、しみじみおいしいものでした。とても上質。このくらいにおいしいものには、そうそう簡単には出会えません。仁瓶さんのロデヴにはやはり最上級のチーズがぴったりだと思わされます)
お腹がいっぱいになったところで、仁瓶さんの講義が始まります。今回は5月に行ったロデヴの町の話しが中心です。
みなさん、とてもおいしかった、楽しかった、よかった!と口々に言いながら、お帰りいただくことができました。熱気にあふれた、楽しい会でした。ご参加くださり、よい時間を共有して下さった方々。本当にありがとうございました。
たくさんの方々の惜しみない協力と多くの会社様のご協賛により、一つの会が無事スタートできましたことに、深くお礼を申し上げます。
少しずつですが、おいしいパン・ド・ロデヴの普及に向けて活動をしていきたいと思っています。どうぞこれからもたくさんの方がお力をお貸しくださいますように。
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