- 各務 謙司
- カガミ建築計画 建築家
- 東京都
- 建築家
対象:住宅設計・構造
和風住宅のリフォーム現場の紹介です。
床の間の利用法
書院風の作りの立派な住宅でしたので、
当然風格のある床の間がありました。
京間造りの和室なので、
床の間も結構な広さがありました。
全体の広さからのバランスを考えると、
床の間にも機能を付け加えるべきだと考え、
今回はこの箇所を書庫とすることにしました。
また、本棚の一部を欠き込んでテレビも入れるので、
ある種の情報コーナーとなる予定なのです。
本の背表紙やテレビの画面が、
床の掛け軸といったイメージです。
押入れの使い方
床の間の横の押入れですが、
普通の押入れ収納として使うには広いので、
内部を半分に仕切って、パソコンコーナーとして
使うことにしています。
こちらは襖が付きますので、
ちょっと隠したい時には隠せる仕組みとなっています。
そのままでは暗いコーナーになってしまうので、
床の間との境壁に、小さな光窓を設けました。
和風住宅の中に、情報コーナーがどのように見えてくるか、
今からとても楽しみです。
カガミデザインリフォーム 各務謙司
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