- 岡本 興一
- ウィジット株式会社 代表取締役
- ITコンサルタント
対象:ITコンサルティング
ネットワークに繋がっていると、とても便利だからです
セキュリティ対策を考える際、この利便性をできるだけ維持しながら守るということが重要です。
特に、ネットワーク化されていることの最大のメリットはデータ共有です。
これが使えないネットワークは、カレー専門店に行って、ご飯だけを食べている様なもの。
一番おいしいところを食べていないとも言えます。
ところが、多くの人が共有できるということは、どこか一つに穴があれば、そこから漏れる可能性が高いとも言えます。
そこで、データの集約、集中管理を行うことを強くお薦めします。
ファイルサーバを設置し、共有したいデータは全てサーバに集約するのです。
サーバ内では、フォルダを作って、フォルダ単位でアクセス権限を設定します。
アクセス権限のない人からは閲覧、削除、複製、修正等ができない様にするのです。
また、このとき、パソコンへのデータ保存を禁止します。
漏洩してはならない情報は、全てサーバに置いておくのです。
データを集約するということは、そこ一カ所に何かがあれば、甚大な被害となるということですから、バックアップや、不正アクセス対策をしっかりと行う必要があります。
この様にすれば、重要なデータを厳重、集中管理することができ、運用を軽減できます。
個別に管理するよりも、効率的であり、総コストを抑えることができるのです。
まずは、データを一カ所に集め、しっかりと管理する。
これが利便性を損なわないセキュリティ対策の第1歩です
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岡本興一