フリーランスの経営戦略：明るい未来

未来は予測できないものだ。しかし、なぜか未来を予測した時、あまり芳しいイメージはわかない。平たく言えば、うまくいっていない光景が想像しやすい。ので、新しいことにチャンレンジする勇気がわかない。

どちらかと言えば、僕はプラス思考の人間だと思うが、それでも新しいことで成功するイメージを持てずにいた。一方で、新しいことにチャレンジしない場合、そんなに悪くはならない未来は想像しやすい。

しかし、ここで最初の文章に立ち返っていただきたいのだが、「未来は予測できない」ものだ。明日何かの事故に巻き込まれて死んでしまう可能性が0％だと言い切れる人はいないことからも疑う余地はない。

何かにチャレンジした時、うまくいくかいかないかはわからない。うまくいく可能性もあるし、想像をはるかに超えた成功に導かれることもある。

おそらく、すべてのカウンセラー、セラピスト、コンサルタントが言っているのは、「未来は明るいかもしれないよ」ということであり、モチベーションを上げようとするのは、「自分の未来を信じて、望む未来を手に入れるために何らかの行動を起こそう」ということだ。

しかし、言葉にするほど簡単ではないので、色んな手法やアプローチが存在するのだと思う。

僕は、具体的な戦略と戦術を提案することで、「根拠」を見出し未来に導く手法が有効だと考えている。だから、メンタルには踏み込まず、「仕事のやり方」しか話さない現実主義者でもある。

現実主義者でもあるが、スピリチュアルな事柄を信じないわけにはいかない場所に導かれることがある。

断捨離トレーナー講座に関わっていることなど典型で、やましたさんひでこさんが僕に仕事を依頼したわけでもなく、僕から売り込んだわけでもない。話が長くなるので割愛するが、色んな偶然が重なって、その場に出させてもらっている。

同じように自分の想像してない形の未来に進む人は珍しくない。人間は「予想できない明るい未来」に行く可能性を持っていることは断言できる。

世の中に何らかの投げかけてみよう。世の中に何かを投げれば何らかの反応が返ってくる。返ってきた反応は期待するものでない場合もある。しかし、予想以上の場合もある。

プラス思考でなく、プラスアクション。何かを投げかける回数が多いほど、反応の数も多くなる。仮に良い反応が返ってくる確率を上げるとしたら、「世の中は善である」と信じ切ることのような気がする。

断捨離合宿の帰りに、川畑のぶこさんに「深刻な相談ばかりを受けて、疲れませんか？」と意地悪な質問をした。

「すべての人は自分の人生をよきものにする力を持っていますから、疲れません。」

というのが彼女の答え（初日10時間、2日目8時間の講座の後、満面の笑みで）

やさしくてパワフルなのは、やましたさんだけではなかった・・・というのが二日間の感想（笑）ではなく、メンタルの断捨離は癒しではなく、参加者が「意思」を手に入れる場だったことを報告しておきます。