災害はいつ起こるかわかりません。ということで、今日は大地震と停電を想定し訓練してみました。
当院ではいろいろな避難マニュアルを基に、当院独自のマニュアルを作成しましたので、
さっそく検証のため、訓練を実施しました。
想定:震度5以上の地震発生。発生1分後に停電 (真っ暗になる)
院内状況:施術者3名、患者4名、受付1名、アシスタント1名
全員火を使う灸頭針を使った治療で2名が仰向け、2名がうつ伏せの状態
注意したこと:
1)火を使う治療をしている人の火の処理
2)スタッフ同士の声掛け
3)患者様が安心し、パニックを回避する声掛け
やってみてわかったこと
1)地震が発生したら、うつ伏せの人はすぐに起き上がろうとするので、
「いますぐ鍼とお灸とお取りします。そのままでお待ちください」とお伝えすること。
また、仰向けの人も、抜鍼が必要なため、「動かないでください!」とお伝えすること。
2)院長不在時に、誰がリーダー役になるか、ルール決めすること。
3)地震発生時の当院のポリシーを壁に張り出し、スタッフ間で周知すること
4)停電時には瞬時に明かりが必要なので、各ベッドに頭部装着可能な懐中電灯を常備すること
5)小さい消化器を設置すること
6)明かりが消えた瞬間「大丈夫ですよ。すぐに明かりがつきますからねぇ~」と安心していただける
声掛けを各スタッフですること。
今回は初めての訓練だったので改善点を踏まえ、また来年実施し、今度はより的確で敏速な対応ができるよう、精度を上げていきたいと思います。
アキュラ鍼灸院
院長 徐 大兼
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