コンクリート表面上にプライマーを塗布し乾燥後、下地シートを1層張ります。
このシートは吸水性が高いため、雨の降らない日をチェックして施工する必要があります。
全面張り終えると、周囲の立ち上がり部分にウレタン防水を巻き込んでおきます。
今回の工事にはもう一つポイントが!
屋上階の面積の広さがあるため、アスファルト防水に溜まった「湿気」がウレタン防水施工後、熱で蒸気になり表面を浮き上がらせたり空気溜まりができる恐れがあります。。
そこでアスファルト防水でも利用される「脱気筒」を設けることにしました。
画像が2枚しか載せられないので、「脱気筒」は次回に(^^)
下地シートを全面張り終えた景観が雪が積もったように見えますねw
このコラムの執筆専門家
- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
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