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- 岡本 興一
- ウィジット株式会社 代表取締役
- ITコンサルタント
したがって、セキュリティ対策について、専門家のコンサルティングを依頼するのであれば、経営の知識を持ち、かつ、技術的知識を有した人物でなければなりません。
必要とされる知識、経験は非常に広範です。
おそらく、それだけのことをできる人はあまりいないでしょう。
情報セキュリティの専門家と言われている人は、技術の専門家であることが多く、経営や業務については理解できない人も少なくありません。
でも、なんらかの支援が欲しい。
そう思うのが人情でしょう。
その場合、マネージメントに強いコンサルタントか、技術に強いコンサルタントかを明確にし、場合によってはその組み合わせや、自社での知識習得等をあわせて行うべきです。
また、コンサルタントの言うことを鵜呑みにせず、常に助言内容の本質的な中身を理解し、場合によってはきちんと議論して進めていく必要があります。
なぜなら、セキュリティ対策を行うのは自社であって、コンサルタントではなく、運用するのも自社であり困るのはコンサルタントではないのです。
誰かに丸投げして、痛い目にあわない様に、経営者を含めて学んでいただく必要があります。
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岡本興一
