離婚の手順

　三連休となりました。天気は今一つですが、

皆様いかがお過ごしでしょうか

　さて、今回は離婚の手順についてお話をさ

せて頂きます。

　私の事務所に相談に来られる方で、次の

ような質問をされる方が多くいらっしゃいます。

「離婚を考えているのですが、何から始めた

　らよいのでしょうか」

　確かにそのとおりであると思います。

　そこで、次のことを参考にして頂ければと

思います。

　①協議→②調停→③裁判

　以上、簡単なようですが、しっかりと手順

を考える必要があります。

　①協議

　　財産分与、親権、養育費、慰謝料などに

　　ついて、話し合いをします。ここで気をつ

　　けて頂きたいのが、決まったことは必ず

　　協議書など文章にして、お互いに記名押

　　印しておくことです。

　②調停

　　協議で決まらなかった場合は、家庭裁判

　　所で調停を行います。ここで気をつけて頂

　　きたいことは、もし別居中で調停を利用す

　　る場合は、相手方の住所地（住民票の住

　　所）管轄の裁判所となりますので、相手が

　　遠方の場合は、どちらが申し立てるかも、

　　協議しておいた方が良いかもしれません。

　③裁判

　　調停でもまとまらなかった場合は、裁判

　　となりますが、ほとんどの場合は①協議

　　か②調停で終わり、裁判まで行うことは、

　　あまりありません。ただ、裁判まで利用

　　する事となりましたら、弁護士さんに依頼

　　をした方が良いかもしれません。

　　以上となりますが、如何でしょうか。やはり

　離婚をするにしても、その手順などを知って

　置いた方が、いろいろと準備ができて良いと

　思います。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　離婚のDirekto

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　代表　林　炳大