- 村山 雄二
- 経営権力研究所 所長 権力コンサルタント
- 東京都
- ビジネスコーチ
対象:キャリアプラン
- 宇江野 加子
- (キャリアカウンセラー)
- 冨永 のむ子
- (パーソナルコーチ)
・権力を得る上で簡単な方法は、出世することです。これに関して異議のあるビジネスマンはいないと思いますが、それに関して検討違いな主張をしている人が多いことに驚くのも事実です。
・どういう主張かというと「うちの上司は自分のことをわかってくれない」というもの。はい、きました。これ転職理由でも実は裏の理由として一番多い理由です。
・正直、どれだけ女々しいんだと。いや、最近は強い女性も多いので、どれだけセンスがないんだと。そういいたいわけです。上司が分かってくれないのなんて当たり前で、どうやって上司に分からせるかが勝負なんです。大体、自分が誰かのことをわかっているなんて、恋人同士でも大体妄想なんだから、男同士の上下関係であるわけが無いんです。
・では、具体的にどうするか?もっとも簡単なのは上司の時間を上手く奪い取ることです。とはいえ、上司も忙しいので、業務時間はなかなか貴方だけに割くわけにはいきません。他の多くの部下や取引先・他部署とのミーティングに忙しいはずです。
・つまり、押さえるべきは業務時間外です。具体的にはランチタイムと飲みの場。この2箇所を押さえることが、貴方を上司に理解させるコツです。
・上司に不満をもつ人のほとんどが、上司とランチも飲みも行きません。これでは、他のメンバーと比べて貴方を良く知る機会があるはずがないんです。「自分は飲めないから。。。」などという言い訳をしている時点で出世競争からは負けています。飲めないなりに、飲みの場での振舞い方などいくらでもあるはずです。その程度、できないなら出世はあきらめるべきです。
・上司が飲みにいかない場合はどうするか?これはただの夕食でも良いんです。餃子の王将でも吉野家でもなんでも。とにかく他のメンバーよりも多くの時間を一緒にすごして、仕事の相談をすれば良いんです。
・もう一度言っておくと、上司は絶対に貴方を理解することなんかありません。あなたが理解させるんです。その最も簡単な方法が「時間を共有すること」です。明日から上司のランチタイムを押さえてみましょう。自分の机で弁当を食べている暇はもうありません。
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