不動産業者も見落とす、物件購入の落とし穴‐【13:方位が違う】 - 住宅・不動産トラブル全般 - 専門家プロファイル

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不動産業者も見落とす、物件購入の落とし穴‐【13:方位が違う】

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不動産購入の基礎知識 不動産購入塾

皆さまが不動産を探す際、インターネットや雑誌などに掲載されている

物件を見て、気になるものがあれば、その掲載先である不動産業者に

問い合わせ、現地の案内や内覧となっていきます。

 

 

 

その時、業者から必ずと言っていいほど手渡されるのが販売図面(画像1)です。

  

 

物件の大まかな内容が記載されており、建物があれば間取りや規模、

中古なら築年数、土地であれば形や広さなどが分かります。

 

 

しかし、その販売図面を持参してきている不動産業者でも、

気付いていないことが有ります。

 

 

 

それは・・・

 

『販売図面に記載された内容の間違い』です。

 

 

今回のコラムのタイトルには『方位が違う』となっておりますが、

販売図面の内容が実は間違っていることは、全体的に意外と多いです。

 

 

 

販売図面の内容だけを鵜呑みにして物件の判断をすると、

実情は違っていたということがありますが、不動産の

プロである業者や担当者営業マンが気付かないまま契約

なんてケースも、信じられないような話ですが存在します。

 

 

特に、契約を急いでいる案件では、調査や確認がおろそかに

なっていて、何らかの資料を基に重要事項説明書や契約書が

作成されていたり、その基となっている資料自体が、そもそも

間違っていたりする場合があります。

 

 

契約書チェックの依頼を頂くと、契約書や重要事項説明書には、

「これは違うのではないかな?」と思う内容や、説明義務のある

事項がまったく記載されていないものも稀に見掛けます。

 

 

 

完全な業者の見落としか、または分かっていて、

いい加減な仕事をしているとしか考えられない

内容のものがあります。

 

 

本来、このようなことがあってはなりませんが、現実として見受けられる以上、

販売図面が間違っている訳ないと思い込まずに、自身で気付けることは気付いて

いくに限ったことはありません。

 

 

 

 

タイトルにある方位については、それほど気にされない方もいる

かもしれませんが、「南側道路じゃないと絶対いやだ」という、

こだわりをお持ちの方や、風水や家相などを考える方には気になる

ポイントだと思います。

 

特に都心部の物件は、比較的敷地が狭い為、方位によって変わる

日照・採光などの影響は広い敷地に比べて大きく関わってきます。

 

 

方角については、わざわざ調査をしたり、意識してしっかり照合

確認する項目でもない為、たまたま気付くこともありますが、

案外気付かないままでいることが多いかも知れません。

 

 

 

ということで、今回は『方位の確認』についてのマメ知識です。

 

 

 

 

 

 

さっそく、画像1【販売図面】をご覧ください。

 

 

 

 

接道する道路は南側となっています。

 

 

しかし、画像2にある現地の地図では、東側道路となっています。

 

 

販売図面を作る際のミスでそうなっている場合もあります。

 

 

 

もしかしたら、販売業者の担当者が方位磁石をもって現地で確認した

のかもしれませんが、コンパスは近くの電柱に柱上変圧器があったり、

工場や変電設備など周辺の磁気の影響で狂ってしまうことがあると

言われることもあり、もしそうなら、正確な方位を指していなかった

可能性もあります。

 

 

 

 

皆さまが現地を案内してもらい、ホントに方位はあっているかな?

と思った時の簡単な確認方法として・・・

 

 

針のある時計(腕時計)の短針を太陽に向けます。

その方向と12時の間あたりが南となります。

 

 

これは腕時計がデジタル(針なし)だったり、

曇りや雨の日は使えませんが、条件が整っていれば

コンパスより信頼できるかも知れません。

 

 

他には、BSアンテナやパラボナアンテナの方向が

南西であることが多いなんて話もあります。

 

 

地図と現地を良く照合すれば分かることではありますが、

手軽に確認できるマメ知識としてのご紹介です。

 

 

また、これだけに限らず、用途地域や法律関係の内容が

間違っていることもあります。

 

案内時に販売図面などを基に受けた説明と、

調査結果などに基づいた契約時に受ける説明が

違っていることはよくあります。

 

 

皆さまが案内時にしたイメージとの違いまで、不動産業者が

読み取って説明し、すり合わせてくれることはなかなか

ありませんから、住環境や建築プランにも勘違いが生じて

しまうこともあります。

 

販売図面やその他資料を鵜呑みにせず、現地を良く見て違っている

事はないか、契約前に説明される事項(法令関係など)で自分が勘違い

している内容はないか、注意して確認することが大切です。

 

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(不動産コンサルタント)
株式会社アドキャスト 代表取締役

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売ってしまえば終わり・・・になりがちな不動産業界の現状に疑問を抱き、不動産購入には欠かせないお金の勉強をスタート。FP資格を取得。住宅購入に向けての資金計画、購入後の人生設計までトータルにサポートする「一生涯のパートナー」を目指しています。

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