安倍さん再登板、改革と上げ潮政策? - 顧問税理士・会計士 - 専門家プロファイル

平 仁
ABC税理士法人 税理士
東京都
税理士

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安倍さん再登板、改革と上げ潮政策?

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政治の話

自民党総裁選は、地方票の過半数を取った石破氏ではなく、

安倍元首相の返り咲きに決まった。

 

経済政策の面からは、財政規律路線というよりも

いわゆる上げ潮派の方なので、デフレ脱却を期待できるかなあ?

消費税が上がる前にデフレ脱却ができないと、

消費増税とともに日本経済が沈没しかねないだけに、

消去法ではありますが、期待したいところですね。

 

ただ、人事を見ると、若干の心配が・・・

 

お友達内閣と揶揄された6年前の投げ出した政権で経産相だった

甘利明氏を政調会長に、同じ町村派の細田博之氏を総務会長に、

幹事長代行には側近である菅義偉氏を起用した点では、

またもやお友達で周りを固めようとしている気がしてなりません。

ただ、高村副総裁が中国問題、細田総務会長が朝鮮半島問題の専門家で、

いずれも穏健派だ、ということは注目したいところですね。

 

難病である潰瘍性大腸炎は完治されたそうですが、

メンタルが弱い感は払拭し切れていないようですから、

防波堤になりつつも苦言を呈することができるうるさ型の

登板を期待したいですね。

 

無派閥の石破氏の幹事長起用、行政改革担当相経験者の甘利氏の

政調会長起用は、改革路線をとるとの安倍氏の意思表示でしょうから、

改革路線のみんなや維新との連携はどうなるのでしょうかね?

 

一方、民主党の新執行部は、選挙の顔として政権公約を策定する

政調会長に細野環境相が就任し、党勢の建て直しを託すようだ。

ただ、安住財務相も党に戻すことは何を意味するのだろうか?

失礼ながら、野田首相の政権運営の背後に財務省の影を感じていますが、

党運営に対する影響力を行使するために幹事長代理に安住財務相を

送り込んだというのは、さすがに勘繰り過ぎですかね。

 

次の財務相が誰になるのか楽しみです。

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