- 塚本 有紀
- フランス料理・製菓教室「アトリエ・イグレック」 主宰
- 大阪府
- 料理講師
対象:料理・クッキング
- 黄 惠子
- (料理講師)
9月の製菓連続講座にて
国産のライムとアプリコットのケーク
酸味を効かせて、夏の終わりのパウンドケーキを作ってみました。
卵を泡立てて作るタイプです。ライムは果皮と果汁を入れています。酸味を強めるために、アプリコットのドライを使っています。色味も美しくなりましたが、けっこうしっかり酸っぱいものに!
しみじみ、夏の終わりを感じつつ。
ピスタチオとグロゼイユの小さいケーキ
シシリー産のピスタチオを粉末状にして、サバラン型で小さいケーキを焼きます。中心にはグロゼイユのパート・ド・フリュイを入れて。
サブレ・ナンテsable nantais
先日十数年ぶりにナントに行きました(というか、寄っただけ)。TGVが来るまでの時間、のこり約15分!
駅前のパン屋さんに駆け込み、
「サブレ・ナンテを!!」
と叫んだのに、「ない」とのつれない返事。
(ここ、ナントでしょうがぁ!!・・・心の叫び)
「もっと町の中心に行けばどこにでもあるけど・・」
その時間がないのです(フランスの地方は駅と町の中心街が少し離れているのが普通です)。残念ながら諦めました。以来なんとなく満たされない気持ちだったので、授業で作ることにしました。
薄く伸ばして菊型で抜いて焼いた、素朴なサブレです。
本当に作りたかったのは、ヂィアマンdiamant(左)
ほろほろと口の中で崩れる、私の大好きなサブレです。ディアマンはダイアモンドという意味。周囲にきらきら光るグラニュー糖をつけて焼きます。
ついでにキャラメル味も作ってみました。
サブレ・ナンテにココア生地を組み合わせ、サブレ・オランデsable hollandaisも作成。オランダ風のサブレという意味です。渦巻きに市松模様など、子供にかえったような気持ちで楽しみました。
生地の端っこから、ヘンなのができました
スパイダーマンに見えなくもない。奥は、象かも!?
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