ISOをやっていなかったら、うちの会社はなかった - ISO・規格認証の戦略と活用 - 専門家プロファイル

人見 隆之
ISOマネジメント研究所 所長
ISOコンサルタント

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対象:ISO・規格認証

人見 隆之
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閲覧数順 2024年04月24日更新

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ISOをやっていなかったら、うちの会社はなかった

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  1. 法人・ビジネス
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ISOをやってどんな役に立つのかということを
聞かれることがあります。

以前、従業員30人くらいの規模で、ゴム製造業を経営
しているM社長からこんなことを聞きました。

「ISOをやっていなかったら、うちの会社はなかった」と。

これは、どういうことかというと、
あるとき、会社で内部監査をやっていて、
営業プロセスの話になった。

このとき、M社長は、こう思ったそうだ。

製造の現場では、「準備」「実行」「後始末」と
口酸っぱくいってきた。でも、うちの営業はどうか?
仕事が少なくなったら、急いで取引先を回るという
場当たり的な営業しかできていない。

準備や計画もなく、「後始末」という結果の振り返りや
今後の対策もない。これでは、ISOをやっていても会社と
しての仕組みの辻褄があわない。

そう思って、急いで営業プロセスの見直しを図り、
具体的には、次のようなプロセスを明確にしたそうだ。

1.見込み客の開拓(顧客への準備)
2.見込み客の顧客化(顧客化への実行)
3.顧客のアフターフォロー(顧客化の後始末)


見込み客の開拓とは、
いわゆる集客であり、見込み客を多く集めることであり、
見込み客の顧客化とは、顧客化を図るための見込み客への
情報提供や教育、顧客のアフターフォローとは、さらなる
信頼関係の構築であり、リピート購入を促すような
商品・サービス情報を提供するということであった。

これらの3つのプロセスを明確化し、具体的な手順を決め、
これを実行したことにより、その後、会社の業績は伸びて、
顧客の評価も向上したといいます。


ISOマネジメント研究所

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