- 別所 諒
- ビジョン・コンサルティング 別所諒 主宰
- 東京都
- マーケティングプランナー
対象:営業
- 水内 終一也
- (経営コンサルタント)
- 本森 幸次
- (ファイナンシャルプランナー)
「切るとは、美しい面をふたつ作ること」という、法隆寺の宮大工だった西岡常一さんの言葉が読売新聞の編集手帳に紹介されていた。
寸分の狂いもない仕事をしてきた達人だから語れる言葉に、わが身を振り返って、何と浅はかに様々なものを放り出してきたのかと若干の後悔とこれからの生き方を考える。
僕の人生において、「切る」とは、片方を美しくするために片方を犠牲にすることだった。例えば、「過去と決別して未来を創る」というのは美しい言葉だが、葬り去られる過去にも「自分」は存在したはずで、その時はその生き方が正しかったはずだ。
もちろん、過去を引きずれという話ではない。美しい未来を創り、その未来が美しいほど忘れ去りたい過去も美しくできるということを西岡さんの言葉は教えてくれているように思う。
仮に、憎み切れないほど憎い人がいたとしても、自分の未来に希望があり、希望が実現した時には、感謝することができるかもしれない。
人生のどこを切り取っても美しい、
そんな人生を歩む方法は、「今」を美しく生きるだと思う。
別に西岡さんは、自分の言葉を明言として扱ってほしいと思って話したわけではなく、名言とは他人の解釈によって生まれるものだ。
「いい話」と明言の違いは、そこに操作しようとする意図が見え隠れするかどうかだ。
おそらく、名言とは、「自分の仕事を語ること」でしか生まれない。
名言に心を動かされるのもいい。
しかし、語れるような仕事をすることでしか、自分の未来は創れないのではないか。
世の中、好きな仕事をしている人ばかりではない。
だからこそ、好きか嫌いかではというような幼稚な回答ではなく、「やったこと」を語れるようになれば、それはいい仕事になると思う。
と言いながらも、午後は休んでしまった。。。。
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