「本物の素材とは?」 - 新築工事・施工全般 - 専門家プロファイル

清水 康弘
株式会社参創ハウテック 代表取締役社長
工務店

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閲覧数順 2016年12月09日更新

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「本物の素材とは?」

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家づくり

 写真は旭川の昭和木材さんの土場です。

 ナラ、タモ、バーチ、チェリー、赤松などの原木の置き場で、一気に乾燥しすぎないよう散水をしているところです。

 昔なら、この土場に保管している材料のほとんどは北海道産でしたが、多分70~80%はロシア、北米、欧州からの輸入材です。

 ここの工場では、生材を機械で剥ぐ工程を経て、1年間天然乾燥し、その後人工乾燥炉に2週間ほどいれて、含水率を下げて、皆様が使う家具などの素材として、家具メーカーなどへ出荷される訳です。
 薄皮にしてベニア板に貼った突き板だろうが、無垢板を横に繋げた巾剥ぎ材だろうが、集成材だろうが、一枚の無垢板だろうが、自然素材には変わらず価値のあるものです。
 ここに置いてある様々な樹種の丸太は径のサイズや年輪や木目によって、適した用途に使われることになります。

 結局、自然素材ですから、同じ樹種でも色や木目が微妙に違い、製品化された暁にはその微妙な違いがより良い味わいを生むと言っても過言ではありません。
 ですから、自然素材を嗜好するのであれば、量をさばく大手のメーカーでは全く対応不可ということですね。
 量をさばくことを目的に工業生産されたのが、化粧シート(塩ビ・オレフィン)、メラミン化粧版です。

 印刷技術が向上し、自然素材に近いプリントを施すことで、均一化された素材を造れるようになったからです。

 自然素材と工業製品の境目で、建築や家具が成立しているわけです。

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