ISO22301(事業継続マネジメント)の効果とその特徴 - ISO・規格認証の戦略と活用 - 専門家プロファイル

人見 隆之
ISOマネジメント研究所 所長
ISOコンサルタント

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対象:ISO・規格認証

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小林 和樹
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閲覧数順 2016年12月04日更新

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ISO22301(事業継続マネジメント)の効果とその特徴

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9月1日は、防災の日です。
毎年、自治体をはじめ、多くのところで、
防災訓練が行われますが、最近の防災訓練は、
より実践的になっているそうです。

その一つが、ブラインド訓練というものです。

ブラインド訓練とは、実施者に事前に訓練の進行や
シナリオを与えず、想定のみ与える実践的な訓練を
いうそうです。

さて、防災は、災いを防ぐと書きますが、
災いは起きるものとして考えておく必要があります。

まだ、東日本大震災の記憶が生々しく刻まれていると
思いますが、実際に、地震や台風などの自然災害に
見舞われたら、どうするのか?

実は、ISOには、
ISO22301という事業継続を的確にマネジメントする
規格があります。

まだ、この規格が制定されたばかりで、
導入している企業は少ないのですが、
このISO22301という規格を導入すれば、
以下のような効果が期待できます。

・事業の中断による影響を特定できる
・事業中断への効果的な対策を構築し、影響を最小限に抑えられる
・横断組織的な取り組みを実施することにより、幅広い視点で組織を評価できる
・実施の状況を継続的に管理し、適正な水準に保てる
・定期的な見直しを実施し、対策や実施の体制等を柔軟に改善できる、等


ISO22301は、マネジメントの規格なので、他のISOのマネジメント規格と
同様に、以下のようなPDCAサイクルを確立することを特徴としています。

・P(計画)
組織の全般的な方針及び目的に従った結果を出すための、
リスクマネジメント及び事業継続の改善に関連した事業継続の方針、目的、
目標、管理方法、プロセス及び手順を確立する。

・D(実行)
事業継続の方針、管理手法、プロセス及び手順を導入し、運用する。

・C(点検)
事業継続の目的及び方針のパフォーマンスを監視し、レビューする。
また、その結果をレビューのための経営者に報告し、修正及び改善の
ための処置を決定し、承認する。

・A(処置)
マネジメントレビュー(経営者の見直し)の結果に基づいて、予防処置
及び是正処置を実施し、またBCMSの適用範囲並びに事業継続の方針及び
目的を再評価することにより、BCMSを維持し、改善する。

※BCMSとは、Business Continuity Management Systemのこと


企業の経営者にとって、事業継続計画を考えることは、
単に会社の生き残りを考えるということだけでなく、
顧客や社員、そして協力業者、地域社会などに対しての責任であるとも
いえます。


ISOマネジメント研究所


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