- 荒川 雄一
- IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
- 東京都
- 投資アドバイザー
-
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対象:お金と資産の運用
一方、日本の国内はどうなっているかというと、
・長期、日本の株価低迷。相対的に見ても、日本のマーケットは落ち込みは大きい。
今まで株価を支えてきた外国人投資家並びに個人投資家が「日本株離れ」を
起こし、更なる下げとなっている。昨年の株式の売り越し額は2兆円超で、
過去10年で最大。
・「円キャリートレード」の巻き返しなどもあって、急激な「円高(ドル安)」。
・「円高」により、今まで日本経済を支えてきた輸出関連企業の業績悪化懸念。
税収減による日本の財政に影響が懸念される(税収見込53.5兆円に陰り)。
・昨年9月末の個人の金融資産は1535兆円となり、6月末より20兆円程度目減り。
・日本の債券売買高が、昨年初めて1京円を突破。世界的信用収縮により、
短期資金の調達ニーズが上昇。
・以前は先進7カ国中1位だった日本の一人あたりのGDPが、2006年ついにOECD加盟国
中18位に低下。世界の外貨準備高の「円」のシェアも、イギリスポンドに
抜かれ、4位に後退。
と、国内は更に「さえない状況」となっているのが現状です。
では次に、実際に起こっているこれら「事実」から、今後、世界の金融マーケット、
そして日本国内の経済・金融はどのように動いていくのか考えてみたいと思います。
(続く)
このコラムの執筆専門家
- 荒川 雄一
- (東京都 / 投資アドバイザー)
- IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
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