- 藤原 純衛
- 転職コンサルタント
対象:キャリアプラン
- 宇江野 加子
- (キャリアカウンセラー)
- 冨永 のむ子
- (パーソナルコーチ)
日本看護協会が2月22日に、2011年の病院看護実態調査の結果速報を発表しました。
http://www.nurse.or.jp/home/opinion/newsrelease/2011pdf/20120222.pdf
こんにちは、看護師が安易な転職しないように@藤原です。
この調査は、病院に勤務する看護職員の需給動向や労働状況を全国規模で把握するために、1987年から4年おきに行われています。
今回は、全国の8378施設を対象に、2011年10月1日~17日にアンケート方式で実施されました。
まず、2010年度における看護職員の離職率を見ると、常勤では11.0%(前年度に比べて0.2ポイント減)、新卒では8.1%(同0.5ポイント減)となっており、減少傾向にあります。
病院の開設主体別や都道府県別の分析もあり、都市部およびその近郊の「転職機会の多さ」が離職率に反映しているようすも見えます。
入職後3年~6年の時点で離職率が高くなっていることから日看協では「新卒の機関を過ぎた若い看護職員が、どのような勤務環境にあるのか、キャリアパスの状況も含めて、実態把握が必要である」とコメントしています。
全国約3000の病院の回答から計算された看護職員の月額給与(平均額)も載ってす。
「高卒+3年課程新卒、単身・民間アパート居住」なら税込の月給は262,964円。
看護大学新卒なら271,347円。
勤続10年・31~32歳のベテラン(非管理職)なら319,590円。
もっとも、これらは単なるデータの羅列です。
本当に興味があるのは「なぜ?」です。
・なぜ離職するのでしょうか?
・なぜ離職率が改善されないのでしょうか?
・夜勤手当をアップすれば離職率は下がるのでしょうか?
この”相場”ってアナタが想うよりも高いですか?低いですか?
アナタは今の給与に不満はありませんか?
「給与下がっても夜勤が少ない方が良い」ですか?
昨年の調査結果はこちら
http://www.nurse.or.jp/home/opinion/newsrelease/2011pdf/20110531.pdf
夜勤・交代制勤務の問題点が浮き彫りに
二交代制勤務者の離職意向、三交代を上回る!
とありますが、この1年で改善されているのでしょうか?
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