インフレは本当に怖いか - 資産運用・管理 - 専門家プロファイル

土井 健司
土井経営研究所 代表
ファイナンシャルプランナー

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閲覧数順 2016年12月09日更新

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インフレは本当に怖いか

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高インフレには高金利、低インフレには低金利という現象を「インフレ・パススルー」という。

よく、銀行預金にしていたらインフレが起きたら危ない、という議論があるが、これは投資理論の世界では常識とはいえない。

なぜそのような議論が日本では日常的常識としてなされるかというと、かつて日本は金利規制が行われその期間があまりにも長く、いまだにその印象が残り、1994年金利が自由化されたころは低成長による低金利が発生し、金利自由化の恩恵に浴することがない状態が続いたからだと考えられる。

今後、銀行預金やMMFのような短期金利商品が通常のインフレに負けるようなことはあまり考えられない。
よく、インフレ対策として株式運用を薦める人も多いが、専門家の間では株式投資であるがゆえにインフレに強いといった議論はなされない。

株式投資は短期金利に株式リスク・プレミアムが上乗せされ、その短期金利自体がインフレを反映したものとなるため、結果としてインフレに強いのである。過度にインフレの恐怖を煽り、その対処法として株式投資を勧めることは適切ではない。