転職の手帖9:面接で戦術的に情報を収集・分析する 1 - 転職・就職全般 - 専門家プロファイル

市村 光之
キャリアリーブス 代表
東京都
キャリアカウンセラー

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対象:転職・就職

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転職の手帖9:面接で戦術的に情報を収集・分析する 1

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採用面接で求職者は、「面接される側」「質問される側」のある意味弱い、受身の立場の意識になりがちです。しかし、企業が複数の候補者から最適の人材を選別するように、あなたもその企業の方々から生の声を聴いて、自分にとってふさわしい職場なのか、自分がしたい仕事に携われる環境なのかを判断する貴重な機会です。ここでは、面接であなたが必要な情報をどう収集すればよいかについて説明します。

まずは、あなた自身が、その企業に就職すると判断するために、どんな情報が必要かを整理してみてください。考えられる主な情報は以下のようなものでしょう。

●仕事内容:より具体的な仕事内容、担当職務の進捗状況や課題、該当部門の組織体制や年齢構成、その中での自分のポジション、残業の実態、入社後のキャリアパスなど

●経営状態:業績、経営方針、今後の事業展開や経営上の課題など

●カルチャー:その企業の社風、社員同士の雰囲気、上司や同僚とうまくやっていけそうかなど

●待遇面:年収、人事評価制度、福利厚生など

次に、上記の情報を誰から、どのタイミングで得られそうかを考えてみましょう。中途採用の場合、選考は書類審査を経て面接が通常2~3回です。ただしこれは企業によりますので、小規模の企業でしたら面接1回で決めることもあれば、面接が6~7回に及ぶ企業もあります。面接官は、人事担当と該当部門のマネージャー(入社したら上司になる方)が一般的ですが、現場の同僚クラスの方々も面接に加わることもあります。上位ポジションの選考や小規模の企業では、役員や社長も面接するでしょうし、該当部門以外のマネージャーも面接するかもしれません。外資系企業の場合は、海外本社やアジア地区の統括部門が電話インタビューすることもありますね。面接時間も平均は1時間程度ですが、1名につき30分くらいの企業もあれば、2時間に及ぶこともあります。

書類選考が通ったら、どのような手順で面接が進むのか、つまり面接の回数や各面接官の役割などを確認します。個人でダイレクトに応募するケースでは、詳細は確認できないかもしれませんが、その企業とお付き合いの深い人材コンサルタントの紹介で応募した場合は、コンサルタントから詳細が聞けるでしょう。その上で、どの面接官に主に何にフォーカスして臨めばよいかを考えてみてください。面接の質疑の中から多くの情報が得られるでしょうし、面接の最後にはたいていQ&Aの時間があり、何か質問はありますか、と聞かれるはずですので、不明な点はそのタイミングで確認します。

たとえば、現場の同僚クラスの方との面接で給与体系や評価制度のことを質問しても、それは自分が答える立場にないと戸惑われるかもしれませんし、社長との面接で担当職務の詳細を訊ねても期待する答えは返ってこないでしょう。次回は、面接官別に、どのようなことにフォーカスして情報収集すればよいかについて、説明します。

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