転職の手帖8:面接で戦術的に自分をプレゼンする - 転職・就職全般 - 専門家プロファイル

市村 光之
キャリアリーブス 代表
東京都
キャリアカウンセラー

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:転職・就職

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

転職の手帖8:面接で戦術的に自分をプレゼンする

- good

  1. キャリア・仕事
  2. 転職・就職
  3. 転職・就職全般
転職支援

履歴書や職務経歴書など必要書類を整え応募すると、まずは書類審査があります。人事担当、該当部門などにそれらの書類は回り、審査には概ね1週間くらいかかるでしょう。書類選考が通ったらいよいよ面接です。

面接の際にご自身をどのように伝えればよいのかは、ホームページのキャリア形成・転職研究室の「面接で自分の即戦力性を語る」にありますので、合わせてご覧ください。ここでは、二次、三次と進む面接をより戦術的に進める方法について説明します。

面接が無事終わったら、ホッとするのも束の間にして、記憶が鮮明なうちに、面接でのやり取り内容や面接官の反応を思い起こして、分析してみましょう。つまり、面接官が聞きたいことに端的に答えられたか、伝えきれなかったことはないか、相手は自分のどんな話に興味を示したか、または興味をしめさなかったか、さらに自分の説明は論理的だったか、立ち居振る舞いは適切だったか、などです。それらを分析することであなた自身を修正でき、次の面接に進んだ際に、言い足りなかった部分を補えたり、適切な態度で好印象を与えることができたり、よりよい面接にすることができます。仮に一次面接で不採用という結果に終わっても、この経験は次に応募する企業で活かせるはずです。

次の面接に進んでいただきたい、という知らせを受け取ったときは嬉しいですね。ただし、手放しに喜ぶことはできません。次の段階に進むケースは2つあります。一次面接の評価として「○」、つまり十分に合格圏というよい評価を得て進む場合と、評価は「△」、つまりよいけど懸念点もあり、一次面接または一人の面接官の評価だけで判断するのは危険なので、二次の面接官の評価を待つというスタンスの場合です。△評価のケースでは、二次面接で最初の懸念点を払拭できないと、採用は難しいということになりますので、どんな点を先方が懸念と評価したのか、それを克服するために二次面接ではどうすればよいのか、考えて臨む必要があります。

採用定員や採用姿勢は企業により、ポジションによりさまざまです。通年で、優秀な人材をいつでも採用したいという姿勢の企業もありますし、欠員補充で1名のみ、この時期までに採用したい企業もあります。たとえば経理部長の採用の場合、言うまでもありませんが採用枠は1名のみです。書類選考、一次面接、二次面接と進む過程で、企業側は候補者を絞り込みますので、面接が進んでもあなたの対抗馬が複数名いることが予想できます。それら対抗馬との比較で、先方がどんな点であなたが優り、または劣ると評価しているのかが分かれば、次の面接でどのような点を強調すれば、あなたが一歩抜きん出ることができるか、対策が考えられます。

個人でダイレクトに応募した場合は、単に次の面接に進んでいただきますという連絡のみ受けることがほとんどです。面接の日程調整のみできめ細かなフォローをしないエージェントから応募した場合も、上記の具体的な情報を得るのは、残念ながら難しいでしょう。ご自分の面接結果の分析や面接時の相手の反応から想像するしかありません。面接のフィードバックを含めフォローしてくれる人材コンサルタントからの紹介であれば、より具体的な情報が得られ、対策もアドバイスしてくれるでしょう。

いずれにしても、あくまでもできる範囲で状況を分析し、次の面接官がどのような立場の方なのかも踏まえて、次の面接にどう臨めばよいかを考えましょう。場合によっては、次の面接に臨むと、あなたの分析が思い込みに過ぎなかったり、相手が期待している答えとズレていることに、気づくことがあるかも知れません。難しいかもしれませんが、それに気づいたら、臨機応変に戦術を組み替える、そんな対応力も面接の場面では必要になります。

このコラムに類似したコラム

履歴・職歴を詐称して入社しても解雇されちゃったら.... 藤原 純衛 - 転職コンサルタント(2010/09/22 10:00)

空白の多い履歴書 中井 雅祥 - 求人とキャリアのコンサルタント(2013/07/09 19:00)

間違いを修正テープはだめ 中井 雅祥 - 求人とキャリアのコンサルタント(2013/07/07 19:00)

面接時 ポケット 中井 雅祥 - 求人とキャリアのコンサルタント(2012/11/27 19:00)

転職の手帖9:面接で戦術的に情報を収集・分析する 1 市村 光之 - キャリアカウンセラー(2012/09/12 14:18)