- 下村 豊
- 株式会社CSプランナー 代表取締役
- 経営コンサルタント
対象:新規事業・事業拡大
- 下村 豊
- (経営コンサルタント)
経営者の皆様、営業にも賞味期限と消費期限があることをご存知ですか。
賞味期限とは、商品、人脈、市況など、知識吸収に貪欲で、新しいことにチャレンジできる年齢のこと。
消費期限とは、過去、蓄積した知識、経験で、渡り歩ける年齢のことです。
この年齢は、人によって大きく違いますが、私の偏見では、何もしなければ、賞味期限が35歳まで、消費期限が50歳ぐらいまでではないかと考えています。
当然、知識、勉強次第では、賞味期限が40歳とか、50歳まで延びますし、その後の消費期限が、死ぬまでOKにもなります。
何が言いたいかと申しますと、年齢による昇給、昇格は、時代に合わないということです。
もちろん、賞味期限内の伸びている時は、どんどん昇給してあげるべきです。
そして、重要ポストに抜擢して、どんどん重要な任務を与えるべきです。
そうすることによって、賞味期限が延び、さらに消費期限も延ばすことが出来ます。
以上から、年齢による役職、昇級は、改めるべきです。
賞味期限内で、能力に応じて役職に就け、賞味期限切れになったら、それ以上はストップすべきです。
そして、消費期限内は、今までの知識、経験で働ける場を与えてあげることです。
役職に就けているなら、賞味期限内の能力がある人が出てきたら、消費期限内の人には、道を譲らせるべきだと考えます。
決して、人間的に高齢者を軽んじているわけではありません。
今までの貢献は、今までの報酬で報われているはずです。
現在の報酬は、現在、これからの貢献の度合いで決めるべきです。
そういった意味で、賞味期限の人か、消費期限の人かで、待遇を決める人事システムが必要です。
これは、全ての職種の人に言えると確信しています。
余談ですが、だから、人事院勧告の「55歳昇給停止」を、今頃言っているのはおかしいと思っています。
営業の評価項目、人事評価について、未作成や時代に合っていない会社様は、お気軽にご用命下さい。
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