明日の仕込み ガスパチョ - 料理教室 - 専門家プロファイル

塚本 有紀
フランス料理・製菓教室「アトリエ・イグレック」 主宰
大阪府
料理講師

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:料理・クッキング

宮代 眞弓
(料理講師)
黄 惠子
(料理講師)

閲覧数順 2024年04月24日更新

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

明日の仕込み ガスパチョ

- good

  1. 趣味・教養
  2. 料理・クッキング
  3. 料理教室

明日の授業のために、ガスパチョの仕込みをしています。

ガスパチョgaspachoはスペインのセビリア発祥の冷製のスープですが、フランスにも浸透しています。語源は、スペイン語の「斑入りの大理石gaspar」から。トマトスープにさいの目切りの野菜を浮かべた模様からだそうです。

よくよく熟したトマトをあちこち見て歩いて探してきました。8月のトマトはじつはほんとはもうあまり力がありません。トマトの木は下から熟していき、最後のほうはもう木自体に勢いがないからだと聞きました。
だからせめて完熟のものを探します。

たまねぎ、パプリカ、きゅうり、にんにく、バジル、イタリアンパセリ,オリーヴ油などなどを合わせ、一晩マリネにします。明日はつなぎに食パンを入れて、ブレンダーにかけてひたすらひたすら漉します。

暑い夏の日ガスパチョを作るたびに、アシスタントとして学校にいたころのことを必ず思い出します。
シェフに、野菜がいっぱいまで詰まったフォン用の大鍋をどんと渡され、
「はい、あと、やっといて」。
ひたすらロボクープをかけてはシノワで漉し・・の繰り返し。急いでぎゅうぎゅう押すとスープが飛び散り、顔も髪もコックコートもトマトやらにんにくやらで、すごい状態に。
今ならロボの掛け方が足りないとシノワがひどく通りにくくなることを知っていますが、当時はそんなこと知る由もなし、でした!

このコラムに類似したコラム

シャンパンのソースで 10月の料理連続講座にて 塚本 有紀 - 料理講師(2012/10/13 23:53)

的鯛の続き 塚本 有紀 - 料理講師(2012/09/12 23:37)

いわしが旬 7月の料理連続講座にて 塚本 有紀 - 料理講師(2012/07/14 23:12)

マドレーヌに向く蜂蜜とは? 3月の製菓基礎講座にて 塚本 有紀 - 料理講師(2012/03/21 23:25)

ワインの試飲会へ 塚本 有紀 - 料理講師(2012/02/10 07:56)