昨日、建築家の設計した住まいを見学。
時々コンタクトを取らさせて頂いている女性建築士の大塚さん。
TVにも時々紹介されている建築家の方です。
都内でオープンハウスを開催しているとのことで見学に伺いました。
狭小で密集した土地にどう設計されて、どう建っているか??
ちょっとワクワク感はあった。
日中はかなり暑いにもかかわらず、多くのお客さまがお見えになってました。
狭小地では、その住まいに狭さをどう感じさせないかがポイントの1つと思うが、小さいながら、吹き抜けの効果や建具で間仕切りしないつくりが居住スペースの狭さを感じさせない。
トップライトや大きな窓開口で、かなり室内は明るく伸びのある空間づくりになっている。
また、家の入口は閉じた閉鎖的な外観にもかかわらず、中に入ると一変してオープンな住まいに変身している。
シンプルな感がかえってそのデザイン性を感じさせる。
こうした発想や提案力は、建築家ならではの住まいを感じさせる。
あまりにデザインにこだわった作りは、かえってうるさく感じさせる場合がある。
やたりに装飾品が多いと、そこばかり目立ってしまい、住まいの基本である住み手の希望と、それに対する設計者の意図が見えない場合ある。
また、最近では有名メーカーのキッチンや浴槽などを使うことで、デザインにこだわっていると見られがちだか、設計あってのデザインであり、それがあってはじめてデザイン性が生きてくると感じる。
建築する土地や住まい手の要望を最大限理解して、形にしていくことこそが重要であると改めて感じる。
住まい手の要望をつかむのは難しい。
特に、ゼロから創り上げる住まいは何度携わってもその難しさを感じる。
良い作り手を探すことが、希望の住まいを手に入れることの第一歩なんだろう…
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このコラムの執筆専門家
- 寺岡 孝
- (東京都 / お金と住まいの専門家)
- アネシスプランニング株式会社 代表取締役
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