「知っている」という「錯覚」
私達が、ある事を認識して、
「知っている」「わかっている」
と、瞬間的に判断した時、
意外と「錯覚」を起こしているものだというお話をします。
「知っている」と私はよく口にしますが、
一体、どの程度「知っている」のか?
「わっかている」と言いますが、
一体、どれだけ「わかっている」のか?
こういった質問を自分自分に投げかけるのは
「知」をマネジメントする上でとても重要なことですね。
「知識」があれば、あるほど、
一つの会社や職場にいて、専門知識が豊かになればなるほど、
「知っている錯覚」の罠に陥る可能性は高まっていくようです。
部下のことをよく知っていることが大事!
そのために、リーダーとしてコミュニーケション力が重要である。
これは、疑いありません。
部下のこと、もちろん色々と御存知だと思います。
・部下の名字は、知っていますよね?
・ 下の名前ももちろん?
・ 誕生日は?
・今、抱えている仕事の進捗状況も?
・では、会社に入った動機は?
・今、仕事上での悩みは?
・仕事上での将来的な夢は?
・今後、どんな仕事にチャレンジしたいのか?
・今の職場に満足しているか?
・どこに住んでいるのか?
・出身地は?出身校は?
・両親は健在か?子供は何人?子供の名前は?
・奥さんの名前は?
・趣味は?得意なことは?
ちょっと待ってよ!
仕事上のことならいざ知らず、
そんなプライベートのことまで、知る必要ないだろう!
と、叫び声が聞こえてきそうですが、
ここでは「知っている」という感覚が如何に危ういものか
を実感して頂くのが目的ですので、ご辛抱下さい!
いかがでしょうか?
いくつか答えられない項目があったのではないかと思います。
つづく・・・
EARTHSHIP CONSULTING