ハワイ「投資」 - その1 - 不動産売買全般 - 専門家プロファイル

岡村智恵美
ハワイ州公認不動産販売員
不動産コンサルタント
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ハワイ「投資」 - その1

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ハワイ不動産 購入に際して

「ハワイで投資物件をさがしています」、「リターンのいい物件をさがしています」というメールをよくいただきます。

ハワイの物件は安価と思っていらっしゃる方もまだまだいらっしゃるようですが、「残念ですが、ハワイの不動産はお安くはありません」と申し上げなければなりません。

それは一重に、土地そのものが少ないという点です。オアフ島の面積は四国より小さいのです。そこに軍用地(25%)、農地(15.4%)、開発済みの土地(25.7%)、森林地帯があるのです。その上、観光地のハワイには色々な規制があり、今後の開発余地も少ないからです。

それでは「ハワイの投資は魅力的」でしょうか。

確かに「投資」ですから、リターンを求めてこそ「投資」で、リターンがよくなければ「魅力的な投資」とは言えません。しかし、「投資」と言うからには「リスクが付いて回る」ということを認識しておく必要があることは言うまでもありません。

「投資におけるリスク」とは、つまり「投資した金額が目減りする」、「投資した金額を失う」ということです。

しかし、このようなリスクは、どの時点でそれを捉えるかにもよります。

色々な要素を入れず、単純に考えた場合、次のようなことが言えるのではないでしょうか。

例えば、2010年1月に10万ドルの投資物件を購入し、2011年1月にその物件が9万ドルでしか売却できなければ1万ドルの投資損です。

しかし、2011年1月に売却せず、その後、数年持ちこたえることができ、その間、景気の上昇などで同じ物件が11万ドルで売却できれば1万ドルの投資益が出たことになります。

つまり、「どこまで持ちこたえる力があるか」、「どの時点で投資したものを手放すかの判断」によって、リスクはリスクでなくなることもあり得るのです。

ですから、管理費も払えなくなるような、資金ぎりぎりの投資を行うのはお勧めできません。

管理費や固定資産税の滞納は、物件の差し押さえにつながります。

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