- 武本 之近
- 株式会社グルコム 代表取締役
- 東京都
- Webプロデューサー
対象:ホームページ・Web制作
- 原島 洋
- (Webプロデューサー)
- 井上 みやび子
- (Webエンジニア)
Webに関連するサービスも、この3つの「新規ユーザー」「リピーター」「ロイヤルユーザー」層を意識した企画・制作・運営というのは非常に大事になってくると思います。
3つのユーザー層を私なりに簡単にご説明します。
「新規ユーザー」
名前の通り、新規のユーザー(対象のモノに対して、初めて訪問・閲覧をしたユーザー)
「リピーター」
新規ユーザーが再度、訪問・閲覧をした状態、または対象のモノに対して習慣の一つに組み入れた状態
「ロイヤルユーザー」
リピーターから更に発展したケース。リピーターをロイヤルユーザーにする為には、よりユーザーに対して専門性の高いサービスを提供する必要がある。
傾向として「新規ユーザー」は、対象のモノに対してのロイヤリティが低く、競合他社に流れてしまう可能性が高い為、企業としては売上予測などがつきづらい層になります。
その為、企業としてはある程度の習慣性がある「リピーター」「ロイヤルユーザー」層の割合を増やしたい訳です。
新規ユーザーから、次のステップに発展させる為には、長期の計画、また月・年間での企画・制作物の見直してなどを計画的に行って行かなければなりません。また、その為にもアクセス解析などで日々のユーザー行動を把握・検証する事も非常に大事な作業になります。数字を見て満足するのではなく、なぜその数字になったのか?などの意味を考え、想定して検証をしていくのが大事なのではないでしょうか。
ITmediaに「ロイヤルユーザーを生み出せ トヨタの新Webサイト」という記事が掲載されていました。
既存ユーザーの満足度を高めるためにも、こういったサービスが今後も増えてくるのではないでしょうか。