- 萩原 貞幸
- 株式会社ファンドファンクション 代表取締役社長
- 大阪府
- 経営コンサルタント/起業家
対象:リサーチ・市場調査
大都市圏のオフィス、レジデンスマンションの
不動産取引が今年上半期好調。
半期ベースではリーマンショック後最大。
しかし、このデータ 上場企業それも不動産投資信託も含めた取引実績であり、
リーマン後 動いていなかった大き目の不動産が足元動きましたぐらいのことで
景気を浮遊させるほどの状況になっているわけではありません。
私は、上場企業同士の大型取引を
「空中戦」と呼んでます。
我々中小が関われることがないところで大きな取引が行われるため。
不動産取引は景気を上げる力を持っている。
しかし、空中戦ではなく
中小、ベンチャー企業、個人投資家へ
金融機関融資がついて取引が活発になってこそ
上がるのです。
空中戦においては、取引銀行が普通に融資を
するため、そこに景気政策もスタンスの変化もないのです。
まだまだ そういう状況にはない。