金融の問題を あえて十把一絡げ、 - コンプライアンス研修 - 専門家プロファイル

萩原 貞幸
株式会社ファンドファンクション 代表取締役社長
大阪府
経営コンサルタント/起業家

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対象:顧客満足・コンプライアンス研修

中沢 努
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(コンサルタント・研修講師・講演講師)
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閲覧数順 2024年04月23日更新

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金融の問題を あえて十把一絡げ、

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  1. 法人・ビジネス
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ひとつひとつの問題については

そこそこ大きく取り扱われていますが

全体に関して付言している人はいません。

そこで、あえて私が十把一絡げで述べてみようと思う。

 

 今 金融業界は世界的に結構大きな問題があります。

 ・国際的基準金利LIBORの不正操作

 

・アメリカ金融最大手JPモルガンがデリバティブ取引で当初予想の2倍

約3500億円ほどの損失を計上

 

・野村証券をはじめ大手の証券会社から

増資の情報が事前にもれインサイダー取引が行われた

 

・AIJ取引投資顧問の搾取事件

 

 

これらに共通すること

 

それは隠ぺいと正義が失われていたこと

 

 

どの事件も当事者は隠していた。そしてそれを知りえた周りの人間も

 

黙っていた。

 

 

正直 今の金融業界で志をもって働いている人は少ない。

 

つまり、稼ぐ人はカネカネであるし、

 

稼がない人は、事なかれになる。

 

 

稼ぐ人は、カネカネで我のサラリーを増やすため

 

トコトン稼ごうとする。しかしうまくいかなくなる。

 

そして隠す。

 

さらに、隠している間に もとへ戻そうと思い

 

大勝負に出る。しかし損失を膨らませてしまう。

 

といった具合である。

 

ここに金融担当者としての志や使命をもっていれば

 

ここまでになることはない。

 

 

 

また、それを知りえた人間に正義がない。

 

悪事を言うこと自体そしてそこから派生しそうなリスクを取れない。

 

今のように景気が悪いと条件のいい転職もないため

 

今のまま穏やかに過ごしたいというのが本音で

 

何かの問題を発見したとしても、何も言わないのである。

 

 

 

こういった問題を無くす意味でも

 

金融機関を国有化すべきと考える。

 

これが私が唱える新資本主義。

 

 

例えば これらの悪事についても

 

金融機関を国有化し、公務員が事務、運営するとなると

 

悪事は かなり減少すると考えられる。

 

 

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