ルールを変えよ！

大企業にあって中小企業にないものは・・・

いっぱいある。

最も足りないのは、知識に裏付けられた知恵だ。

仮に、あなたが仕事に行き詰った時、今のやり方をもっと一生懸命にやろうとするのは賢い解決策とは言えない。これまでサボっていたならともかく、成果は期待できない。

サボっている部下の尻を蹴飛ばして仕事をさせようとするのもおすすめの方法ではない。
サボっているから成果が出ないのではなく、彼らはもともと成果が出せない。ので、あなたが見ている前でだけ仕事をしている振る舞いをする。

あなたが考えるべきは、危機を脱出する一発逆転の方法だ。能力がない人間でも成果を出す方法だ。博打をすすめているのではない。ゲームのルールを変えるのだ。

モノを販売して集金するという従来からのリニア（直線）思考にとらわれていると、負けゲームを続けることになる。

印刷会社が印刷を受注するのがリニア思考なら、お客さん同士を業務提携させ、手数料を受け取るというのが、ノンリニア（非線形）思考だ。

歯医者が歯を治療するために患者を集めるのはリニア思考、小児科医とアライアンスを組んで、健康のイベントを開催して患者になる前からの関係性を作るのはノンリニア思考と言える。

ビジネスのパターンは、無数にある。

あなたがこれまでのやり方しか知らなかったとしても、大企業には、「経営企画」があり「新規事業部」がある。彼らは、ノンリニア思考の発想訓練を受け、常にゲームのルールを変え、市場を支配することを狙っている。そして、大企業には、変えたルールを忠実に遂行する「優秀な」スタッフがいる。

あなたはどうする？

今日はいいかもしれない。もしかしたら明日も。

しかし、あなたがリニア思考から抜けない間に、突然ルールが変わる日が来るかもしれない。

やるべきことはあなたがノンリニア思考を身に付けるか、知恵者を参謀に持つことだ。

ところが、面白いことにすでに大企業は知恵者を雇っている。

あなたはどうする？

僕は、知恵者をしのぐ知恵を持つためにノンリニア思考を磨いている。
（人によっては遊んでいるともいうらしいが）