たまに見せる優しさが、甘い甘い飴～モラルハラスメント

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モラルハラスメント被害　
女性の離婚専門板橋区の女性行政書士　
東京よつ葉法務オフィス
モラハラ行政書士のちえぼぅです

【7月17日　18日　夏季休暇を頂きます】

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モラハラ被害を受ける方は、

責任感が強すぎたり

何か問題が起こった時にはまず自分を省みる

自省的な方、

他者に対する責任を追及するのが苦手な方が

多い印象です。

これは、夫からモラハラ被害を受ける妻の皆さんも

同じです。

ご自分が受けた被害については

「大したことない」

「まだまだ大丈夫」

「もっと頑張らなきゃ」

等と考えがちですが、

反対に、

夫が時々、

本当に気まぐれに見せる優しさについては

過大評価されている印象です。

まだモラハラ被害に気付いたばかりの時期の方や、

夫がモラハラである事には気付いたけれど、

離婚する決断、

夫から離れると言う決断にまだ迷いがある時期の方は、

特に

「夫の良い面」

を見ようとする傾向があります。

それは、無理も無いことです。

人間は、現状の維持を望みます。

変化や先の見通しの不明なことは、やはり怖いです。

モラハラ夫と離婚する、

こう決断する事は、被害者の妻にとって

生活の一変を意味しますから。

それに。。

少なからず、結婚を決めるまでの間の

「良い人だった頃の夫」

を思い出す間は、

完全に夫を悪者とみなしたり、

心理的に決定的に決別する事は苦しい事です。

時折みせる、１００のうちの「１」の優しさを見つけては、

「ほら、夫にだって優しさはある。」

「夫にも良い所がある。まだまだ夫婦として頑張れる。」

等と、夫の優しさを過大評価してしまうのだと

思います。

夫がごくたまに見せる優しさが、

モラハラ被害を受ける妻にとっては甘い甘い飴になる。

ですが、その甘い飴にだまされるわけにはいきません。

一時の飴で、

あなたの尊厳や生活を、あなたらしさを、

受け渡すには安すぎます。

夫からのモラハラ被害を受ける妻には「性善説」で

生きる方が多い印象です。

他者の良い所に目を向けられる事は、悪い事ではなく

むしろ素敵なことだとも思います。

ですが、モラハラという暴力に関しては、

話は別です。

自分の被害を客観的に見られるようになったり、

夫に対する期待を手放せる様になれば、

この辺りは少しは楽になれるでしょうね。

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