- 長谷川 進
- 神奈川県
- 経営コンサルタント
-
080-5450-9751
対象:経営コンサルティング
- 戸村 智憲
- (経営コンサルタント ジャーナリスト 講師)
今日はリスク回避の重要性についてのお話です。
先程箱根駅伝がゴールしました。駒澤大学の皆さん優勝おめでとうございます。
昼間は出歩いている時間が長かったので、スタートと後半をテレビで少し見ることができました。驚いたのは、途中棄権が3人も出たことです。
解説者の方は「プレッシャーに負けたんですかね」というコメントをしていましたが、選手に対するプレッシャーが年々高まっているのが一つの要因であるとは思います。
箱根駅伝は昔から人気はありましたが、今ほど注目はされてなかったですよね。テレビの生中継もなくて、NHKでラジオ放送がされている程度でした。
早稲田の瀬古選手の時代の中村監督など、今よりも個性的で経験豊かな監督が多かったように思います。
それが今やテレビで生中継されて、陸上界のエリートが集まる戦いの場になっています。大学もプロモーション戦略の一環としてスポーツに力を入れている時代ですから、監督や選手にも高い期待を寄せていることでしょう。
そういった環境の変化に伴い、監督や選手は高い目標を立て、レベルの高い練習をすることで、本番に臨む。本番でも極限を超える寸前までの力を出し切ることが求められる。
その結果、歯車が少しでも狂ってしまうと、途中棄権といったような事態が発生してしまうのでしょう。
箱根駅伝のビジネス化は今後ますます拍車がかかることでしょう。そうなってくると、途中棄権のような最大のリスクを回避する戦略や、そのような視点でレースを管理するようなスペシャリストが求められる時代がくるのではないでしょうか。
第三者の視点でリスクを回避することができる右腕の存在。企業経営と同様の発想が求められています。
横浜で働く中小企業診断士長谷川進のブログ
このコラムの執筆専門家
- 長谷川 進
- (神奈川県 / 経営コンサルタント)
新規事業成功の鍵は、リスクヘッジを考えた事業戦略策定にあり
日本アイ・ビー・エム在籍時の15年間に多数のITプロジェクトに参画しました。その経験から、「新規事業が失敗する場合の多くは、構想段階に問題がある」と考え、リスクヘッジを根底においた事業戦略の策定、プランニングを行っております。
080-5450-9751
「経営戦略」のコラム
自分自身の見せ方(2022/07/26 10:07)
当たり前のことができる安心感(2022/03/10 10:03)
優しさと厳しさの共存(2022/02/07 11:02)
ステークホルダーとの信頼関係(2022/01/28 10:01)
時代とともに当たり前のことが変わる(2022/01/19 11:01)