- 吉成 篤
- セールストレーニング研究所 代表
- 東京都
- 営業コンサルタント
対象:営業
- 水内 終一也
- (経営コンサルタント)
- 本森 幸次
- (ファイナンシャルプランナー)
どうも、吉成です。
今日の内容は、私の失敗から気付いた話しだ。
営業活動の一般的な流れの1つの例として以下がある。
① アプローチ(電話、飛び込み、DMなど)
② アポイント
③ 商談(数回)
④ クロージング
⑤ アフターフォロー
この時に、「誰にアプローチするか?」、言い変えると、「誰と商談をするか?」ということが非常に大事な視点になる。営業初心者という人には意外に薄い視点だ。
そもそも、取引をするのに、決裁権がある人(お金を払ってくれる人)と話をしないと始まらない。無駄な労力が増えてしまうだけだ。単なる担当や窓口の人に、どんなに素晴らしい商談をしても受注はできない。(もちろん、相手の会社の規模にもよるということは前提だ。大手企業の決裁者はなかなか会えないため。)
「誰が最終決定をし、誰がお金をだすか?」
は、必ず押さえておくべき事項だ。
それを押さえた上で、しっかりと商談を進めていくのである。そこで、初めて商談のテクニックというのが役に立ってくる。決定権を持っている相手が、興味をもち、メリットを感じ、そして何よりも営業パーソンとの信頼関係ができるからこそ、商談が成立の可能性が高くなる。
ただ中には、いつもいいところまでは行くが、なかなか商談成立にまで行かない人がいるのはクロージングにちょっとした問題やズレがあるからだと思う。
例えば・・・
「提案がだらだらと長く、理にかなっていない(論理的でない)」
「提案されたのはいいけど、自社にメリットがあるかわからない」
などだ。
「相手が何を知りたいか?」、「どう伝えたら、良さを理解してもらえるか?」などを整理してから話す必要がある。ある意味事前準備だ。決裁権がある人と商談できるのであれば、なおさら普段以上に事前準備は大切だ。
まあ、まずは何より、商談する相手を間違わないことがすべてだ。
今日は以上。
営業コンサルタント
吉成 篤
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