消費税が上がるといくらの負担増となるのか。 - 不動産売買全般 - 専門家プロファイル

代表取締役
茨城県
建築家
0299-24-1343
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。
専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

消費税が上がるといくらの負担増となるのか。

- good

  1. 住宅・不動産
  2. 不動産売買
  3. 不動産売買全般
不動産

これから住宅を買う方にとっては大きな問題ですよね。

なので改めて簡単に消費税をチェックしてみましょう。

 

現行のまま消費税が5%から10%になったと仮定します。

建物売買代金に消費税は課税されます。

仲介手数料に消費税は課税されます。

土地売買代金に消費税は課税されません。

事業者ではない個人の住宅を売却しても消費税は課税されません。

 

仮に500万円の土地を不動産屋さんから購入した場合

仲介手数料は21万円。この21万円に消費税が課税されます。

税込仲介手数料は、220.500円。消費税5%は10.500円となります。

消費税が10%となると231.000円。消費税10%は21.000円となりますので

消費税が5%から10%となる消費税の負担増は、10.500円となります。

※土地には消費税はかかりません。

 

建物新築時や新築土地付き建物だった場合。

建物は仮に建物消費税5%の金額が750.000円だったとすると1.500.000円となります。

 

土地付き建物の新築住宅を不動産屋さんから購入する際の仲介手数料は、

土地付き建物代金の総額から、消費税を抜いた土地付き建物代金に仲介手数料

がかかり、その仲介手数料に消費税が課税されます。

ちょっとややこしいので、超簡単に。

 

土地付き建物総額が2000万円だった場合の建物消費税が75万円だった場合は

1925万円に仲介手数料がかかり(637.500円)これに消費税が課税されます。

 

諸費税が10%となると消費税は63.750円となり、消費税5%時より312.875円の

負担増となり、それ程大きな負担とはならないような気はしますが、建物消費税が

75万円の負担増となるようなイメージです。

 

事業者でない個人の住宅1000万円を不動産屋さんから購入した場合。

土地建物には消費税は課税されませんので、仲介手数料360.000円に

消費税が課税されます。5%の消費税は18.000円

10%となると18.000円の負担増ということになります。

 

価格が大きくなるほど税金のベースが大きくなるのですが、この辺は金額が

あまり大きくないため、このようなベースで消費税のお話をさせていただきました。

 

建物新築は消費税増税は大きくなります。

一方で中古の仲介手数料はそれほど大きな金額ではないような感じ

がしますよね。

 

おおまかなケースでのお話なので、分からないことがあれば、個別ケース

で不動産屋さん等に聞いてみてください。

 

住宅は金額も大きいため、税率据え置きとかなれば良いのですが。。。

今回は住宅・不動産のみのお話をさせて頂いただけですが、あらゆる課税

されているものが増税される訳ですから。。。

それぞれの個人負担は大きくなりますよね。。。

 

 

 

カテゴリ このコラムの執筆専門家

(茨城県 / 建築家)
代表取締役

ちょっとした工夫で将来動線にも対応。長期快適な暮らしのご提案

今から将来を見据えて、最初にちょっとした施工工夫を加えてみませんか。「地震に強い」は当然として、省エネや老後・将来の経年改良など最初に工夫して、「将来のコスト負担を出来るだけ減らす」をご提案。知恵を絞って限られた予算の中で最善を尽くします。

0299-24-1343
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。

カテゴリ 「不動産」のコラム

土砂災害警戒区域(2014/08/26 12:08)

真夏の案内(2014/08/10 12:08)

3.11後を思い出しました。(2014/03/21 12:03)

物件調査で痛恨のミス(2014/01/18 12:01)

カテゴリ このコラムに関連するサービス

対面相談 家を建てる前に知っておきたいこと/茨城で家を建てる人

「家を建てる」その前に勉強しておくこと。

料金
無料

家を建てる・買う前に「最低限知っておくべきと思うこと」を計4回にまとめました。住宅取得に関する注意事項は多岐にわたりますが、その中でも最低限知っておいてもらいたいことを事前準備として一緒に勉強しましょう。

家を建てる前に知っておきたいこと/茨城で家を建てる人

「増税」に関するまとめ

  • 消費税、相続税など相次ぐ増税!この大増税にあなたができる対策は?

    消費税は2014年に8%、2015年に10%の増税(2014年11月、2017年4月に延期されました)。相続税は2015年、復興税は2013年と相次ぐ増税が決定しています。 今後の経済回復が不透明の中、あなたの家計に大きな打撃となること間違いありません。 この大増税時代に、どんな対策ができるか?何が必要なのか?プロファイルの専門家が増税対策の情報を発信していきます。

このコラムに類似したコラム

【WEBINAR】予告!不動産相続で注意すべき7つのポイント 藤森 哲也 - 不動産コンサルタント(2020/08/28 12:52)

3000万円特別控除をどこよりも詳しく解説しました 伊原 康浩 - 不動産コンサルタント(2019/08/21 09:36)

不動産売却における税金を徹底解説 伊原 康浩 - 不動産コンサルタント(2019/08/05 09:27)

領収証が無いだけで多額の税金が。。。 信戸 昌宏 - 建築家(2013/07/19 12:00)