- 下村 豊
- 株式会社CSプランナー 代表取締役
- 経営コンサルタント
対象:新規事業・事業拡大
- 下村 豊
- (経営コンサルタント)
こう尋ねると、???の反応が返ってきます。
店舗なら、お客様がどこから来て頂いているか、分かっていないのです。
ルートセールスの場合、自分のお客様が、何をどれだけどこから購入しているのか無関心なのです。
地域を任せられている担当セールスの場合、自分の地域に、どれだけの対象となる客先があるのか、調べていないというケースも多く見られます。
シェア、というと大げさに聞こえるかもしれません。
市町村、県レベル、ましてや国レベルと捉えている人も多いのかもしれません。
要は、自分が動ける範囲でのシェアのことです。
工場関連の商品を扱っているなら、その商品の対象となる工場が、自分の担当地域にどれだけ存在し、どれだけ提案できているのか、ということです。
ルートセールスなら、自分の担当客先で自社シェアが100%売れて、業績が減少しているなら、新規客先を自主的に開拓しなければなりません。
店舗経営者なら、店舗の商圏はどのぐらいで、その地域に対象となる顧客が何人いて、日に、週に、月に、半年に何人来て、その内、リピート客が何人なのか、把握していなければ対策の打ちようがありません。
幸いにも、今はインターネットで、様々なことが検索できます。
また、市町村役場や官公庁の統計調査も、無料で検索できます。
中には、そんなことをしてもお客様は、無限にあるからムダという経営者、営業の方がいるかもしれません。
しかし、少なくともお客様を相手の仕事をしているなら、どこのどんなお客様が、何が良くて、当社、商品を選んでくれたのか、興味が湧きませんか。
何万人、何十万人を相手に商売している中小企業様は、まれだと思いますが・・・。
ちなみに、インターネットで販売されている会社様でも、同様です。
例えば、口コミを利用されているところも増えていますが、なぜ当社を知ったのか、何が購入の決め手か、知ることは非常に大切なことです。
販路開発、市場シェアの見方についてのご相談は、お気軽にどうぞ。
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