6.敬天愛人(by稲盛和夫氏) - 人材育成全般 - 専門家プロファイル

松山 淳
アースシップ・コンサルティング コンサルタント/エグゼクティブ・カウンセラー
東京都
経営コンサルタント

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対象:人材育成

中沢 努
中沢 努
(コンサルタント・研修講師・講演講師)

閲覧数順 2016年12月02日更新

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6.敬天愛人(by稲盛和夫氏)

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リーダーの言葉

天を敬い人を愛せよ



「敬天愛人」

とは、京セラの創業者稲盛和夫氏が創業期より大切にし
社是としてきた言葉です。

もとは、西郷隆盛がこよなく愛した言葉です。

ご存知の通り、稲盛氏の生まれは鹿児島です。
薩摩の国であり西郷隆盛と同郷ということになります。

稲盛氏は西郷隆盛を敬愛し、日々の経営の場面において、
その教えをとても大切にしてきたそうです。

『南州翁遺訓』

という西郷隆盛の教えを記した本があります。
これは、庄内藩士たちがまとめたものです。
「南州」とは西郷隆盛の「号」のことであり、
西郷本人のことを指します。

「なぜ庄内藩士なの?」

と疑問に思った方もいると思います。
庄内藩は今の山形ですから、まさに北と南です。
余談ですが、キムタク(木村拓也)が主演した
『武士の一分』はこの庄内藩がモデルです。

日本国内における日本人同士の最後の最大の戦争は戊辰戦争。

薩摩藩は新政府軍(官軍)。
庄内藩は徳川方。

庄内藩は新政府軍と戦い全面降伏させられます。
ただ、戦況は最後まで庄内藩が優勢だったそうです。

通常であれば賊軍となった藩は武装解除です。
刀や鉄砲すべてを取り上げられます。

ところが西郷隆盛は、武装解除をさせず
逆に官軍側の侍を丸腰で庄内藩に入っていかせたのです。

「負ければ賊軍」という言葉がありますが、
戦争の現場では勝者が敗者に対して
非人道的な暴力を振るうことがまかりとおっていた時代です。

西郷隆盛はそれをさせなかったのです。
庄内藩に対する、
その後の処置も厳しいものではなかった。

庄内藩士たちはそんな西郷の人格に惚れ、
わざわざ鹿児島まで出向き教えを請うたのです。

「天を敬い」とは、
人間だけの力では何事も成すことはできないという謙虚な気持。
「人を愛せよ」
とは、利己心を戒め他者への愛を大切にすること。

これらのことが現代の「経営」においても
大切なことは言うまでもありません。

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