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山中 伸枝
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閲覧数順 2016年12月07日更新

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投資手法「ダウの犬」の評価について

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3年前から「ダウの犬」手法で米国株を保有しています。
本来は毎年年初にダウ平均採用30銘柄の内、配当利回りの高い順で10銘柄を選び投資するのですが、資金が足りないため7種と前年までは30種に入っていた銘柄を残した8銘柄の運用を行っています。当初は5銘柄から始めました。
現在保有中の「ダウの犬」銘柄は2011年10月に組み替えたものです。
ここ3年間の推移は一応の収益が上がりましたので概ね満足しています。
10月から5月末の成果は、含み益が1株当たり2.821ドルと配当金が0.512ドルに成っています。現在の配当率予想は2.95%に成りそうです。

今期のもののグラフを下記に掲載します。対比する指数は、ダウ30種平均とS&P500です。

グラフの「ダウの犬」の推移には、配当金が含まれています。
比較している指数には配当が含まれていませんので、成績は下記を割り引いて考える必要があります。

ダウジョーンズ30種平均に連動するETF、チェッカーDIAを見ると配当利回りは、2.56%、SP500に連動するETFチェッカーSPYの配当利回りは2.05%ありますので、この数値を上回る成績が残せているか、残せるかが評価のキーポイントになります。
黄色の線がダウの犬で4月に配当を組み込んだ数値に変更しています。夫々の配当込みの指数との差が、上記ETF情報から得た数値をオーバーしていれば運用が良かったと評価できます。

ダウの犬手法とは
アメリカの株式市場で過去に注目された投資方法です。
アメリカの株価指数であるダウ工業株30種平均に採用されている30銘柄のうち、
年末時点で最も配当利回りの高い10銘柄を選んで年初に投資する戦略です。

1991年にマイケル・オヒギンズが提唱した投資方法です。
配当利回りは配当額÷株価で求めます。従って配当利回りが高いと云うことは、株価が低く評価されている銘柄と考え、今後上昇する可能性が高いと云う発想です。
そして、30種平均に採用される銘柄は、米国を代表する企業ですので、倒産等の信用リスクは殆どないので、投資対象として安全との考え方もできます。

ただ、これほど単純な方法で利益に繋がる者では無い、実証できていない、長期的にはインデックスに勝てないなどの評価が、「ウォール街のランダムウォーカー」で有名なバートン・マルキール等の多くの投資家がダメを出しています。
また、1990年代に置いては、成長株人気の方が強く、成果が疑問視されることも多かった手法です。
ところが、たまたま2010、2011年と2年連続で成果をあげて再び注目を集めるようになっています。私はたまたま投資法の本を読んでいて、興味を持ち採用しました。2012年も順調に推移していますが、たまたまの巡り合わせで良いだけで、何年も続く手法とは考えていません。

投資成績も重要な観点ですが、個別銘柄を保有すると株式への関心も高まり、配当を貰うことで、株式は値上がり益(キャピタル・ゲイン)だけでなく、配当利益(インカム・げいん)も含んで評価する重要性が理解できます。
日本株式はTOPIXに連動するようにポートフォリオを組んでいますが、銘柄選定には配当も需要な要素として検討し購入を決めました。本年中に組み直しを予定しています。

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文責
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独立系顧問料制ファイナンシャル・アドバイザー 
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