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中村 英俊
株式会社第一広報パートナーズ 代表取締役 広報コンサルタント
東京都
広報コンサルタント

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閲覧数順 2024年04月17日更新

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情報収集していますか?

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広報活動は、如何に効果的な報道を得るかが重要と思われがちですが、同じくらいかそれ以上に重要なのが”情報収集”です。


情報収集は大別して3つに分けられます。


第一に上げられるのは、業界情報などの外部情報です。


日頃営業や開発などもさることながら経営幹部の方含めてメディア情報をくまなく収集している人は極めて少ないでしょう。広報担当者であれば日々のクリッピングを始めとし、アンテナを張り競合情報や業界情報のみならず一般的にブームになっているものなどあらゆる情報収集を行っていることと思います。


これを社内にフィードバックできているか否かで、企業力にも差が出るでしょうし、また社内での広報部門の位置づけにも大きく影響してくると言えます。社内における広報部門の位置づけが今ひとつ低いと感じられているのであれば、これを強化することをお勧めします。


次に挙げられるのは、記者からの情報収集です。


記者は情報を提供して報道してもらうためだけに付き合うのは非常に勿体ないと言えます。どんなに若い記者でも競合の社長にあっている可能性もあり、また日頃あらゆる情報を収集した上で客観的な分析を行っている極めて重要な存在です。


当然聞いて直ぐに答えてくれる訳ではありません。聞くためには人間関係の構築と共に、まず自身から積極的な情報発信が必要です。記者を重要なパートナーとしてみて付き合い方を見直してみては如何でしょうか。


そして最後は社内からの情報収集です。


ニュース素材は現場にあることは言うまでも無いことと言えます。加えて見落としがちなのは、”いま社員がどの様な状況なのか”など社内の空気を読み取り、経営に反映していくことです。

社内広報は単に社内報などで情報発信をすれば良いという訳ではありません。相互にコミュニケーションを図ることが重要であり、日頃から風通しの良い会社にしておくこと、社内からの情報収集力を高めておくことは、企業価値にも大きく関係してきます。


ニュース素材を発掘し易くするとそれだけ情報発信力を強化できるでしょうし、また有事の際は単に情報収集が遅れただけで”隠ぺい”と取られるケースも少なくはありません。とは言え社内からの情報収集は急に出来るものではありませんので、日頃からの取り組みのひとつに入れてみては如何でしょうか?


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