旧来の売上予測が高精度でない理由2 - 独立開業全般 - 専門家プロファイル

林原 安徳
有限会社 ソルブ 代表取締役
経営コンサルタント

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対象:独立開業

尾崎 友俐
尾崎 友俐
(経営コンサルタント)

閲覧数順 2024年04月24日更新

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旧来の売上予測が高精度でない理由2

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FC加盟で気をつけたい立地と売上予測のこと
最後の「キャッチ率法」とは、以下の計算式で予想する方法です。
売り上げ = 店前通行量 × キャッチ率 × 客単価
店の前を1日10,000人歩いているとします。
そのうちの約1%が来店してくれる(キャッチ率1%)とすると、100人が来店するということになります。客単価が800円だとすると、日商は8万円ということになります。
この方法も、回転率法と同じように、もっとも肝心な「キャッチ率」の根拠があいまいなのです。

こうした手法はいずれも客観性に乏しく、お手盛りで計算結果を操作することができてしまいます。
しかも、あとの2つは、立地の要因がほとんど勘案されていません。

残念ながら、多くのFC本部は、いまだに、こうした手法で予想しています。
というより、こういう手法に頼らざるを得ないというのが現実なのです。

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