株価崩落時でも、分散を諮って保有堅持をお考えください

世界的に株価の下落が続いています。この為大きな損失を抱え、株式を安全資産に変える、または、逃げ出したくなる方もいらっしゃると思います。また、株式はどれも同じように下がっていると思われている方もいらっしゃいます、
このような時期こそ、じっくり投資に向き合って頂けたらと思い、このコラムを記します。

投資の原則として、売買を短期間に繰り返しますと、コストが増加してしまい、利益を上げるのが困難になります。

また、市場は上がる・下がる、の繰り返して、その時期を事前に解ることも困難とされています。特に上昇する際は急騰局面が大きく現れ、この時期にマーケットにいなければ、利益を出すことは困難とされています。
私は、これらを考えてお客様には、
1.下がる局面が3年続くことがある。
2.市場に常にいる
3.このためには、単年度のリスク許容度では無く、3年続く損失額に耐えられる資産額と資産配分を提案しています。例えば年間10%の損失率であっても、3年続けば損失率が27.1%になります。
図は日本株市場の騰落推移のグラフです。下げ続けることは無いことが解るのではないでしょうか。

一見株式市場は全て急落しているように感じているのでは思いますが、夫々の市場の勢いや様々な要素で、各国の市場は異なります。期間2月27日～6月1日でアジアの株式市場をご確認ください。
グラフは、私が保有しているMSNマネーで作成しています。
韓国・上海・台湾の指数の推移です。上海市場の動きが特徴的です。

同じアジアの市場と言っても各国でこのように異なります。大きな賭けを期して単一市場を保有するのも良いのですが、複数の市場に投資することでリスクを低減するようお勧めしています。

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文責
ファイナンシャル・プランナー:日本FP協会認定CFP(R)
宅地建物取引主任者　(東京)第188140号
ロングステイ財団登録ロングステイアドバイザー
独立系顧問料制ファイナンシャル・アドバイザー　
吉 野　充 巨
独立系顧問料制アドバイザーの紹介
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